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リニアエコノミーからサーキュラーエコノミー
Facebook post. 4/21 .2023
リニアエコノミー(直線型経済)とは
リニアエコノミー(直線型経済)では「もの」は川上から川下へ。
川上では 穴が掘られ 川下ではゴミが生まれる。
川上では 空気を汚し 川下では森や土や海を汚す。
川の流れに乗れる人は「イケてる」人たち。
川の流れの外にいる人は「弱者」と呼ばれ、資源は地方から収奪され都市に流れる。
あらゆる場面で、川の外へ外へ何かが投げ捨てられている。
あたまの中がこの世界観のままだと、川の流れに乗らないモノコト(ヒトも)は外へ外へ。
これでは開発するほど、モンダイをどんどん生み出すばかり。
リニアエコノミーでは、今もこうして、余分なものは「コスト」として外部化され続けている。
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サーキュラー(循環型経済)とは
サーキュラーエコノミー(循環型経済)では
川上も川下もなく、ぐるぐるまわる。
「モノ」は サービスという「コト」に変わり
建物の材料は、別の建物に材料に。
資源は都市から地方に回る。
キーワードは 「ぐるぐる」。
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循環経済(サーキュラーエコノミー)とは、従来の3Rの取組に加え、資源投入量・消費量を抑えつつ、ストックを有効活用しながら、サービス化等を通じて付加価値を生み出す経済活動であり、資源・製品の価値の最大化、資源消費の最小化、廃棄物の発生抑止等を目指すものです。
また、循環経済への移行は、企業の事業活動の持続可能性を高めるため、ポストコロナ時代における新たな競争力の源泉となる可能性を秘めており、現に新たなビジネスモデルの台頭が国内外で進んでいます
「所有権」までも作り手からサービス側にぐるぐる回る。きっと「所有権」をもっている人にはイヤな世界に違いない。
ということは・・・
リニアエコノミーは 利己のルールがないと成り立たないし、サーキュラーエコノミーは利他のルールがないと成り立たない。
活動のフローやルールに循環がデザインされているかどうか。
G7 では「偉いおじいちゃんたち」がどっちに行こうとしてるのか、リニアな目とサーキュラーな目でよーく見たいと思います。
いろんな人の暮らしも生き物たちも、外部化 から 内包化へ。
キーワードは「ぐるぐる」。
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やたら 「GIVE GIVE」 言ったり
やたら 「WIN WIN」 言ったりする人
それ サーキュラーかい?
飛び込め。サーキュラーエコノミー
2022年4月のRYO`s Messageは 世の中のマーケットが急速に変わる中、世界的に広がり始めたサーキュラーエコノミーについて。
その基本的な考えを踏まえながら、個人の仕事・人生においての循環する暮らしのベースとなる「再生」という概念について、幸田リョウが語っています。(PARK LEADERS向けに公開したもの)
・サーキュラーエコノミー(循環型経済)って何?
・「再生」という概念を 暮らしや働き方の中心に置く
・「再生」から始めて この春を謳歌しよう