2022年のアウトプットを振り返る
この記事は エンジニアと人生 Advent Calendar 2022の15日目の記事です。今年一年のアウトプットを四半期ごとに振り返ります。
🎍1月〜3月
新年初日にこのようなつぶやきをしたが、つぶやき通りの良いスタートが切れた気がする。特に印象に残っているのは、この時に思いついた Chikamichiとtell-me-bot の開発。
どちらも今でも業務・個人で大活躍してる。特にChikamichiは自分のOSSとして初めて 200 Star を超えた。同僚や知人からフィードバックを貰えることも多く、とても嬉しい。今後も引き続き開発を続けていきたい。
🌸 4月〜6月
この時期も引き続き個人開発が好調で、それに伴って技術記事の投稿も増えた。個人開発の内容を技術記事で書いて、さらに登壇で広報するというフルセットな活動が出来ていたのが良かった。
特に印象に残っているのは suppress-ts-errors の開発。TypeScript の Compiler APIを使ってASTを操作する過程で、多くの学びが得られた。こちらも業務では度々活躍。
また、登壇としてはiCare Dev Meetupで発表した「 OSS活動ことはじめ 」が記憶に残っている。他の登壇者の方が@kazu_ponさんや、@koicさんなど歴戦のOSS開発者の方々で、同じ場に立つことが恐れ多すぎて吐きそうになりながらスライドを作った。
戦々恐々と発表したが、結果として自分なりには満足のゆく発表ができた。大変だった分、得られたものは大きかった気がする。
🏖️ 7月〜9月
このあたりも個人開発が活発。特に大きな経験としてはRaycastの拡張機能をリリースしたこと。
海外のOSSの開発者とやり取りして開発をすすめる過程は新鮮だった。また、後に英語を勉強するきっかけとなる語学への焦燥感を得られた。
ほか印象的だったものは、Denoで簡易レンダリングエンジンを作った記事。1ヶ月程かけて「Let's build a browser engine!」というRustでレンダリングエンジンを作る一連の記事を読み込んで、Denoで再実装した。
中々骨太な内容だったが途中で心折れず作りきり、さらに記事としても公開できたことは、大きな成長だったと思う。
また、6月から職場の勤務体系を変えてもらい、土日水休みの週休3日になった。4月から科目履修生として入学した大学院(AIIT)の勉強のためという立て付けだったが、結果的には夏休みに入った小学一年生の息子と遊ぶ日になっていた。それはそれで、かけがえのない経験が得られたおで良かった。
🍁 10月〜12月
この期では、大きな登壇が2つあった。ひとつが Vue Fes Japan 2022、もうひとつが Qiita Night フロントエンド。Vue Fes Japan はVue.jsを初めた頃から登壇を目標としていたので、とても嬉しかった。
ただ、他の講演を聞く中で自分が業務で今やっているVue.jsの開発があまりにもフロントエンド開発のトレンドラインから離れているという事実も痛感した。来年は、業務のレガシー環境を改善し、より先進的な開発ができるように頑張りたい。
Qiita Night では、個人的に勉強していた qwik について発表。こちらの勉強会も700人超えの登録者数で、かつ挑戦的なテーマだったのでかなり緊張した。マサカリ怖さに、しっかり調べて発表できたのは良い経験だった。
また、10月からMentaで海外のソフトウェアエンジニアの方とコーチング契約を結んだ。この方のおかげで、英語とアルゴリズムの勉強(leetcode)を継続出来ている。
まだどちらも初めたばかりで、何か形になるものを身につけられたわけではないが、いつかこの下地を活かせることを信じて2023年も学習を継続していこうと思う。
💫 年間を通じて
10月、11月にかけてアウトプットが落ち込み気味だったのが反省。インプットは出来ているので良いかなと思いつつ、もう少し上げていきたい。
GitHubでみると今年も3000 contributions超えと今年も頑張ってた。
🦾 おわりに
振り返ってみると、この一年も驚くほどの挑戦とアウトプットが出来た良い一年だった。
自分は大胸筋のわりにメンタルは貧弱で、度々「力不足だ…。今後もエンジニアとしてやっていけるのか俺は..orz」と不安になるが、この内容を見る限りは成長しているので、まだ頑張れる気がする。
来年も今年のように良い一年だったと言えるよう「伸びしろしかない」をモットーに色々挑戦していきたい。