【GreatJourney】　作詞作曲：金成亮

何処へ向かおうとして やめて
気づいたら迷子で
入口も出口も見つけられないまま
陽が落ちて 暗くなって 誰もいなくなって
身に染みた自分のダメさに項垂れる
消えてしまえばいい　いっそ

認めてもらおうとして足掻いて
見渡したら敵ばかりで
気遣いもリスペクトも蔑ろにして
例え孤独であろうと野望を遂げるまでの
ぼくは特別と錯覚して落ちてしまったきり

どうにも見えない未来に選ばれし光の喝采を妬んで
置き去りの情熱にさよなら 遠く離れた
相手にしてくれない世界と生まれた時代を恨んで
どこへ行こうと同じ事  誰も求めない 道も開かない

果たしてあの時の正解はどんな道だっただろう
そしてその選択をどうしたらできただろう
それにしてもいつか交えるだろう脅威に
怯んだ挙句今より落ちてすさんでいたに違いない

途方に暮れた日々が幾層にも高く積まれて
やがてぼくの頭上で光を塞いだ
怯えていた闇の中　臆病者 声もなく
どうにか生きてきた
まだ道は途切れず歩き続けている

もしかここでずっと待っていて
ぼくが振り返る日を夢見て
ごめんよ そういつも
忘れられずに この日を待っていた 誰より

凍えていた情熱を両腕で抱えて入口を見つけた
凡庸も特別もぼくに限らず誰もがそんなで
迷いながら泣きながらいつも情けなく時に気高く
そうして生きていくんだ
道は途切れず歩き続けていく