WEBにまるわる技術の紹介 ④ブラウザとは
さて、Web技術シリーズに戻りまして、本日はブラウザの紹介です。
ブラウザは皆さんも普段お使いになっているかと思います。
Chrome、Firefox、Sfari、Edge、昔はIEなどのソフトです。
では、ブラウザは何を行っているの?と聞かれてもなかなか答えられないかと思います。
ブラウザはWebサーバへHTTPリクエストを送信し、Webサーバから取得したHTTPレスポンスを解析し、画面に表示してくれます。
実際にどのような処理を行っているか見ていきましょう。
ブラウザの処理の流れ
ブラウザの処理の流れは下図のようになります。
①~③はHTTPやWebサーバといた、これまでの記事をご参照ください。
ここでは、④⑤を中心に見ていきます。
④関連コンテンツ取得
一度のHTTPレスポンスで全コンテンツを応答する場合もあれば、一部のコンテンツは再度Webサーバから送ってもらう必要がある場合があります。
例えば、Webサイトを閲覧していて、ある画像だけ遅れて表示される、といったご経験があるかと思います。
プロフィール画面で、文章は先に表示されているだが、プロフィール画像だけ空白で表示され、しばらくすると画像が見えることなど。
これは、ブラウザがWebサーバに追加のHTTP通信で関連コンテンツを取得しているためです。
⑤表示
ブラウザによって、同じサイトなのにも関わらず、見え方が違うといったご経験はないでしょうか?
実は、ブラウザごとに表示のためのソフトが違います。(同じ場合もあります。)
Webサーバから受け取ったHTTPレスポンスを画面に表示することをレンダリングといいます。
そしてレンダリングを行うためのソフトをレンダリングエンジンといいます。
各ブラウザ異なるレンダリングエンジンを使っているため、若干見た目が違ってしまうのです。
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