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WEBにまるわる技術の紹介 ①インターネットとは

こんばんは。
では、Webにまつわる技術として、インターネットの技術について見ていきたいと思います。

インターネットの誕生

コンピュータによる通信が普及する前の主な通信手段は電話回線でした。
2台の電話が直接電気的につながって通信する方式で、「回線交換方式」と呼ばれるものでした。

コンピュータが登場してからは、電話のように電気でつなげるやり方ではなく、通信したいデータを分割して転送する方法が考案されました。
この分割したデータをパケットと呼びます。
遠隔のコンピュータが直接接続するのではなく、複数のマシンを経由してパケットを送る「パケット交換方式」という通信方法です。
これがインターネットの全身となるARPANETです。

その後、様々なコンピュータネットワークが研究・構築されていく中、それらを幅広く相互接続するグローバルなネットワークを構築するための統合技術が必要でした。
その時に誕生したのが、「インターネットプロトコルスイート」です。
プロトコルは通信規格のことで、スイートは一式を意味します。

このインターネットプロトコルスイートに沿うことで、異なるネットワークのコンピュータどうしが接続できるようになり、現代のインターネットへと発展していきます。

技術チックな話になっていくので、詳細は割愛しますが、
簡単にいうと、通信にかかわる色々な取り決めを4つの階層に分けて定義しています。
階層を分けることで、階層ごとに技術進歩があったり、プレーヤーが変わっても通信を継続させることができます。

インターネットの標準化資料

インターネットプロトコルスイートで使用される規約は様々な規約がありますが、すべてRFCという誰でも見れるサイトで管理されています。

https://www.ietf.org/rfc/

RFCはRequest for Commentの略で、インターネットで用いられるさまざまな技術の標準化や運用に関する事項など幅広い情報共有を行うために公開される文書シリーズです。

情報が公開されていることで、誰でも規約に沿ったシステム開発ができ、それがインターネットの普及を後押ししました。

インターネットのセキュリティ対応

インターネット上で送信されるパケットを暗号化するために作られたのがSSL(Secure Socket Layer)です。
現在ではTLSというプロトコルになっていますが、SSLという名前が広く普及したため、TLSを含めたプロトコルをSSLと呼ぶことが多いです。

URLが「https」から始まっている場合は、SSL/TLSプロトコルを利用した、暗号化通信が行われています。

その他

詳細は割愛しましたが、インターネットプロトコルのほかに「OSI参照モデル」を見るとどのようにコンピュータどうしが接続しているかわかりやすいかと思います。
よろしければご参照ください。

次回は、HTTPについて見ていきます。

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