WEBにまるわる技術の紹介 ②HTTPとは
こんばんは。
Web技術紹介シリーズ第二弾、「HTTP」についてです。
システム開発者でないと、ほとんど意識したことが無いと思いますが、普段使っているインターネットサイトで画面が切り替わるたびに使われている技術です。
HTTPとは
「Hyper Text Transfer Protocol」の略で、ハイパーテキストを送受信するための通信プロトコルです。
簡単にいうと、ブラウザとサーバ(処理をするコンピュータ)が通信するときに使用される規約と思ってください。
HTTPはバージョンアップされて行っており、最近HTTP/3まで発表されていますが、現在主流となっているのはHTTP/1.1です。
本記事ではHTTP/1.1を前提に紹介しますが、HTTP/2、HTTP/3は主に速度改善なのでご安心ください。
興味がある方は少々専門的になりますが、ご参照ください。
HTTPリクエスト/レスポンス
ブラウザからサーバへ送信されるのが、HTTPリクエストです。
例えば、Googleのトップページで、「hoge」と入れて、検索ボタンを押すと、Googleのサーバに検索のHTTPリクエストが送られます。
写真のように、https://www.google.com/search?q=hoge(以降省略)
というリクエストがサーバへ送られます。
どのサーバ(www.google.com)に対して何の要求(search?q=hoge)をするのか、といった情報が送信されます。
その情報をもとに、サーバは処理を行う、「hoge」の検索結果をHTTPレスポンスの形で応答するのです。
HTTPレスポンスは、処理結果のコンテンツだけでなく、「ステータスコード」という3桁の数値がセットされおり、結果を端的に表現しています。
たまにネットサーフィンをしていると、「404」と表示された画面に出くわした経験があるかもしれません。
それは、リクエストしたページが消されたか、なにかの理由でページが無くなってしまった、という結果だったわけです。
その他、Cookieなど紹介したかったのですが、技術的な内容になってしまうので、今後機会があった際に紹介させていただければと思います。