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【壮絶離婚劇 20】
母から「生前贈与」を受けて残債を完済した私だが、母には「贈与」等の知識はない(私だってない)
「出してあげるから払っちゃってスッキリしなさい」と気前よく…なのだ
高齢の母は銀行で引き出しする時に制限がある
まず「贈与契約書」を作り、捺印してもらった
銀行では「生前贈与です」と言って、私の口座に振込をしてもらい、記録を残した
「相続時精算課税」にする上、「住宅取得資金の非課税」も利用できるとのことだが、調べていた時に「売買契約で取得したが、相手が元配偶者の場合」が「一定の条件」になるのか?が分からなかった
「国税局電話相談センター」(だったかな?)に問い合わせた
「なるほど…少々お待ちください。法律を調べて参ります」
法律…やっぱりドキドキするなぁ
結果はOKだった
「もう家計は別々なんですよね?」
(ええ、ええ、そうですとも!なんなら大赤字です!)と言いたいのを堪えた…
こちらは「税務署」に申告に行かなければならない
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この場合だとe-taxで送信する申告は「出来ない方」らしい…私はどっちなのだろう?
これは直接出向いて聞きながら申告書を作成した方が良さそうだ
弟は命に別条はなかったが、まだ移動はできず転院もできなかった
片道5時間もかかる都市まで、Yちゃんは毎週ホテルに2〜3泊して通うことになった
母も行きたがってはいたが、遠すぎるし、こちらに戻ってくるまで待とうと説得した
そんな中、Yちゃんのお母さんまで入院することになり、本当に非常事態だ…
私の方の問題をとっとと片付けたかったが、相手の「放置プレイ」癖が出てきた…
なかなか書類を返送してこないのだ
義母にしか連絡手段はなく、住民票と印鑑証明は準備できたと言っていたのに…
司法書士さんからもやんわり催促されるし、弟の事もあるし、義母に聞いても「準備はしてるみたい」と任せてしまっているようだし…
もう待ってられない
決めた
「急ですが明日休みます」と許可をもらい、新幹線のチケットを買い、義母に「そちらに行く用事が出来たので直接取りに行きます。ご在宅ください」とメールした
「そんな人には見えなかった」人から刺されることもあるだろう
もし逆上したら、義母では抑えられないかもしれない
行く前に最寄りの警察に相談して、交番にも寄って行こうと準備した
弟の所に駆けつけてくれた従兄弟のお嫁さんが車送迎してくれると言ってくれた(相手とも面識はあるし、かなり近い所なのだ。弟の件のお礼もしたかったし、「用事」は本当にあった)
もし危険になったら彼女を巻き込むわけにはいかない
「行きだけ、お願いしていい?」と頼んだ
「何もなく、戻ってこれたら帰りもね」
相当の覚悟で臨んだのだ
義母から返信が来た
「明日は居ないので…明日返送すると言ってます」
従兄弟嫁ちゃんには謝り、
新幹線のチケットはキャンセルした
翌々日、司法書士事務所に書類が返送されてきたそうだ