今日も楽しいK-POP 【Vol.6】〈Queendom2〉 1・2話レビュー:出演者たちの実力と切実さが物語を動かし始めた
とうとうはじまりました!
3/31、4/7に放送された第1次競演をふりかえります。
①VIVIZ
VIVIZのメンバー3人は白い衣装、15人のダンサーは黒い衣装。対照的で見映えがしますね。
ダンサーを引き連れてステージ映えする配置をしながら、移動カメラでのアップのシーンでは一人一人がそれぞれ効果的に雰囲気を表現。それぞれが雰囲気を作るのが本当にうまい。見ている人を一気に世界に引き込む力はさすが。
「밤」のパフォーマンスが終わったところで、暗転中にリフトを下ろし、隠れていたオーケストラを登場させながら、2曲目「시간을 달려서」のイントロにつなげる展開はドラマチックこの上ない。
だが途中のカメラのアップシーンやオーケストラの使い方などが舞台の魅力よりもテレビshowのためのものに見えるところが少し残念。(Hyolyn姐さんのステージ、特に「Full Cam」の動画で比較すると、ステージ映えして観衆を魅了するパフォーマンスという視点で比較すると差を感じます。好みの問題なのですが。)
演出や曲の使い方はさすがでヨチンの世界にどっぷり浸かれる。ヨチンからVIVIZへのストーリーも相まって感動しないはずがないすばらしいステージでした。
②HYOLYN
動画のサムネからして、強すぎ…
歌とダンスの実力は文句なし。ダンサー25人とパネルの滝・ジャングルなど背景を組み合わせた派手度No.1の演出は圧巻。これぞエンターテイメントというステージを見せてくれました。演出もすばらしかった。
(こちらの「Full Cam」の動画の方がステージの凄さがよくわかります。)
全体のパート割ですが、
1 少数5〜6人女性ダンサーを引き連れて移動。(シャンパングラスで紙吹雪を使う小物芸もあるという細かさ。ニクい。)
2 多数15人を後ろに並べて舞台中央で歌とダンスでパフォーマンスがスタート。
3 男性ダンサー数人との絡みを交えたダンスで他のグループにはない大人の魅力をさらっとアピール。
4 フル女性ダンサーをステージとリフト上に並べての圧巻のダンスブレイク。最後の「見返りHYOLYN」も最高でした。
5 ステージを覆う低い炎の効果を使用してエンディングへの盛り上がりを演出。
6 男女フルダンサー&パネルに滝とジャングルと花火の画像を映し出し、その前でソロボーカルパート。しかも高音で歌い上げることで大団円へ。盛り上がり度抜群のエンディング。
今回はどのグループのファンが観ても、HYOLYN姐さんのステージをNo. 1と評価するのではないでしょうか。圧巻でしたね。
③kep1er
パフォーマンス自体はとてもよかったと思います。ダンスの構成などはQUEENDOM2向けに大幅に変更されていてよかったですし、雰囲気も迫力があってとてもよかったと思います。
だが、大きなステージの真ん中で小さくかたまってパフォーマンスしているのでダンサーの不在により物足りなさが際立ってしまっていました。
でも原因はパフォーマンスではなく、演出、プロデュースの問題。ケプラーをあえて窮地に立たせるために、大きなステージで映えるための材料を与えずスカスカなステージにしたとしか思えないくらい。だったら後半にどっちゃりお金かけてあげてほしい。
今後、運営が他のグループと同じくらいの資源を投入してステージができるようにしてくれることを切に望みます。大きなステージ経験の豊富なブレーンもつけてあげて、お願い。
④Brave Girls
なぜか評価が低い。ステージ自体はさすがに「いちばん良かった!」とまではいかないが、十分に楽しめる水準だったと思う。10代のK-P0Pファンが楽しめるかどうかは疑問だけど…
ビハインドでネガティブ発言を繰り返していたウンジがステージ上では一番華があり目を引いていて、とてもよかった。
あとはメボのミニョン姐さんが強いので、ステージが盛り上がりますね。さすがです。
なんだかんだいってステージを踏んだ経験が豊富でうまくさばいていた感じ。残念ながら爆発力はなかったので、上位は難しいか、という感じでした。
⑤WJSN
ステージでは用意した砂時計が割れ、こぼれた砂で滑ってしまう…必死の思いで練習してきたパフォーマンスを十分発揮できない、という不測の事態が起こってしまいました。WJSNのメンバーにとってはさぞ残念であったことでしょう。
自分がコロナに感染し練習を離脱しメンバーを不安にさせてしまったことが申し訳ないと涙をこらえられないウンソ。
「一生懸命やっても神様は何も助けてくれない。なにもうまくいかない」と涙を流すソラ。
周りのメンバーの努力を思い、不運に涙するリーダー、エクシ。
今回のQUEENDOM2が「最後の機会」と話し、切実な思いで臨んだメンバーたち。練習中の表情や目つきも見ている人の心を打つものでした。
不運を乗り越えてパフォーマンスをやりきったメンバーの姿に、とうとうQUEENDOM2の物語が動き始めたと思います。
「うまくいってない」なんてことはない。観ていた人の心に切実な思いはちゃんと届き、奇跡を見たいという気持ちを観客の心に生み出しました。
2016年にデビューして結果を残せていないと焦る気持ち。事務所の後輩である「I’VE」はデビュー時から大ブレイク。そんなときに手にしたQUEENDOM2というチャンス。成功への切実な思い。
舞台は整った。
奇跡を起こせ!がんばれ、WJSN!
⑥LOONA
1次競演には参加できませんでしたが、ステージ披露をすることができました。本当によかった!!
不思議に耳に残る「PTT」のフレーズ。そのフレーズとともに、パフォーマンスが印象に残りました。赤を基調にした衣装もステキ。
参加できていれば上位評価を得られたと感じました。
なんだか気になって他の動画を見てみましたが、NCT127とBTSのダンスカバーはすごかった。
ほんと次のパフォーマンスが楽しみすぎる!
2次競演はヒョリン姐さんとの対決。がんばれ!
それにしてもステージでのパフォーマンスは、どのグループも本当に素晴らしかったです。
一流のアーティストが一流の努力をして魅せるパフォーマンス。
大好きです。
もっと観たい!と心から思わせてくれます。
2次競演のカバー曲対決も楽しみ!
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