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今日も楽しいK-POP【Vol.12】K-POPという戦場に咲いた癒しの花 〈QUEENDOM2〉第3次競演 R-1 第5話・第6話レビュー①(ボーカルポジション:ヒョリン・ミニョン組)

KPOPをめぐる状況は厳しい。
もともと競争の激しい韓国という国で華々しいステージに立つKPOPのアーティストになるということは並大抵のことではない。
アーティストとして活動を続け生き残っていくことはさらに厳しい。
今まで歩んできた道のりの中でどれほど多くの仲間がアーティストを辞めていったか。文字通り命を失った人もいたはずだ。

周りを頼ってもいい。辛さを話してもいい。
しかし、辛くて厳しいアーティストの道を歩んでいくための唯一の方法は、音楽に真摯に向き合い表現することであることをヒョリンは伝えたかったのではないか。
音楽に真摯に向き合い、全力で表現することだけが自分も音楽を聴いてくれる人も癒すことができる。
ヒョリンがミニョンと目指したのはそういったことではないだろうか。

ヒョリンは人として誰よりも優しくもあり、アーティストとして誰よりも真摯に取り組む。
そんな姿を通じて参加者は、視聴者は何を感じるのか。
3次競演のヒョリンのステージは、
KPOPという戦場に咲いた優しく癒しをもたらす花であり、また、迷い傷ついた参加者を力づけ背中を押す風のようなものであったのではないだろうか。

ミニョンを見つめるヒョリンの姿がエモい


Mnetの今までのサバイバル番組では悪編などが注目を集めてきたが、今回のQUEENDOM2では、とてもストレートでポジティブなメッセージを伝えていて好感が持てる。
そんな中今後気になるのは、モニカ先生の「ステージで死んでもいいと思った時に、何かをつかむことができる」という姿勢だ。まずは、表現するために全身全霊でひたむきに取り組むこと。スウパのメンバーがアーティストとしての基本に立ち返ることの大切さをもたらしてくれた結果、パフォーマンスにどんな影響を与えるのか。

次回のダンスポジションバトルがとても楽しみ。

3次共演のレビューについては、さらに続きます。
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