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親にホモバレした話
前回は友達にホモバレした話をしました
今回は親にホモバレ(?)した話をします
発端は一冊の本でした
当時まだセクシャリティと葛藤していた俺は
書店で本を買っていました
「僕が夫に出会うまで」
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この本は傑作です
一人のゲイが幼い頃の葛藤を経て
どのように生涯を共に過ごすパートナーを
見つけていくかまでの、物語です
人生で二番目に好きな本です。
みなさん是非呼んでください
本の紹介はここまで。
これを人生のバイブルにしてた俺は
長期の外出を控え、この本を隠すことにしました
さまざまな参考書や書類に紛れ
奥で狭そーうに詰め込みました
ここなら絶対見つからないだろう。
そう思い家を後にします
四ヶ月後に帰ってきました
まあ見つかってる訳ないぞと思いつつ
本の隠し場所を調べてみると
なんと。
本の居場所が絶妙に違うではありませんか
縦にねじこんでいた本が、横になってる
あー、終わった
人生2度目のホモバレ
これは母親が本を整理したに違いない。
そしてこの本の表紙を見たに違いないと。
世の母親は息子のことを全て知ってしまうのですね
恐ろしや、、
ということで俺は絶望しましたが
母親からは何も言われずに
何も変わらない日々を過ごしていました
変化に気づいたのは父親の様子からでした
父親が車を運転中
助手席に座っていた俺にこう言いました
「あれなんだっけ?ゲイとかそーゆーのまとめて言うやつ」
俺はビクッとしました
なぜこんなことを急に聞いてくるのか
「えー何?それ」
ばっくれる俺
しかし流石父親
俺の知識の範囲を把握している
「いや、〇〇(本名)が知らないはずない。」
と言われ、
「あーもしかして、LGBTってやつ?」
と答える
「あーそれそれ!」
気づいたように父親が言う
「まあそういう人たちもいるよね」
とかわす俺
しかし違和感。
こんなこと話題に出すはずがない
母親が父親に何か伝えたに違いないと
家族会議が水面下で行われたに違いないと。
すると父親
「けどなんかあーゆーのって気持ち悪いよな!」
流石デリカシーがない
その一員の可能性がある俺を前にしてそれを言うかね
「まー色々いるねー」
と再度かわした
この会話はこれで終了したが
なんとも言えない後味が残った
そんなことがあり、
確証はないがホモバレしている、もしくは
それに近い疑惑をかけられている
と俺は考えてます
と言うことで皆さんも不意なホモバレには気をつけましょう
借金の返済とカムアは計画的に。
笑ったらライクしてください
以上!