
内なるホモフォビア
ホモフォビア
この言葉を聞いたことはありますか?
一言で表すと
ゲイ恐怖症
です
つまりゲイに対して
嫌い、苦手、気持ち悪いと思う感情(または人)です
この感情が、ゲイの当事者である
我々にもあることを
内なるホモフォビアと呼びます
Netflixに
“コルトンアンダーウッドのカミングアウト”
英題”Coming out Colton”
というドキュメンタリーがあります
アメフト選手のコルトンが
人生で関わってきた人に
次々とセクシャリティをカミングアウトする内容です
このショーは傑作なので
皆んなに見て欲しいのですが
第一話で内なるホモフォビアに触れています
英語では”internalized homophobia”
と書かれています
ゲイ当事者の我々も
自分のタイプや、性生活など
赤裸々に話すのは恥ずかしい。
そんなことを皆感じたことがあると思います
本当はドネコのくせに
まあウケよりリバかな〜
と言っているあなた
そうあなたのことです。
本当は二丁目でホゲちらかしてるのに
いざイケメンとリアルする時は
ノンケぶってみる
そんなあなたもです。
本当は50代の熟したガチムチホモが好きなのに
まあ行っても35までかなー
とタメ会で言ってしまうあなたも。
気付かずうちに
皆内なるホモフォビアを感じています
男は女と恋をする
それが当たり前の世の中で
自分のセクシャリティと世間の常識に
乖離を感じているのでしょう
それを恥ずかしがるのも
自然な感情だと思います。
俺だって親にも友達にもカムアしてないし
(ホモバレはしたけど)
本当の自分の姿は
多少隠して生活する方が
堅苦しいこの国では
最適解なのかもしれません(人による)
つまり何が言いたいのかと言うと、
こういった曖昧な感情に
“内なるホモフォビア”
という名前がつくことによって
自分の感情が少し整理できる。
新しい発見ができる。
自分だけじゃないんだと思える。
と思うのです。
これを読んで納得してもらえたら嬉しいです
ということで以上!