バイト先のおばちゃん~日記2日目~

 こんにちは。星いもです。

 昨日から、日記をつけ始めたのですが、正直、私の生活は平和すぎて、見る人によっては退屈かもしれません。ただ、こんな風に毎日自分に起きたことを書く習慣をつければ、自分からアクションを起こすきっかけになるかもしれないので、細々と続けていければいいなと思っています。


 私は、今は大学1年生で、勉強もろくにせずだらだらした生活を送っています。そして、大学に通いながら、弁当屋のバイトをしているのですが、私は、日々、バイト先のおばちゃんから元気をもらっています。普通は逆なんですが、あまり陽気なほうではないので元気をもらう立場に甘んじています。バイト先のおばちゃんを仮にKさんと名付けます。Kさんはいつも元気です。とても元気でおしゃべりな方なのですが、マシンガントークのような一方的に話す感じではなく、話の長さが絶妙で、ちょうど相槌を打ちたくなるタイミングで話が終わって、私が、レスポンスした後は、また楽しそうに話し始めてというように、一緒にいて楽しい人です。

 そして、Kさんの声はとても特徴的です。バイト先の仲間は「Kさんを人ごみの中で見つけるときは声で見つけられる」、と言っていて、響きがよく安心する声です。私が、音楽隊のようなものに入ってましたかと聞くと、全然そんなことないよと言って、内心もったいないなと思っていました。

 なにより、Kさんは人格者です。普通は、どんなに朗らかな人であっても、一人くらい苦手な人くらいいるはずです。あの、草野仁さんですら三又又三さんは苦手といっているくらいですから(昔、世界ふしぎ発見で言っていた)恥ずべきことではありません。でも、kさんを見ていると、バイト先の仲間との関係は非常に良好で、シフトの都合上、同じ大学生とKさんと私で入ることが多いのですが、みんなKさんを慕っているような気がします。

 私の想像ですけど、Kさんの人に対する見方には、「人はみんな打ち解けられるもの」が根本にあるような気がします。普段は、あまり友達がいないので関わる人は限られているのですが、こうした、私の数少ない出会いの中でKさんと関われたことに幸せを感じています。Kさん、これからも、いつもと変わらぬ元気をください。また、何かあればKさんのことを書きたいと思います。

 2日目はこれで終わりかな。

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