見出し画像

私と櫻坂46 2nd Tour 2022「As you know?」〜東京ドーム編〜

前回の記事はこちら

初日のドームが終わった帰りの電車でおもむろに書き始めた。

先に言う、いつも以上に長い。あと、キモい。

多分だけど何を書きたいのか見失うと思ってる。

はじめに

何度も言うが、過去様々な坂道グループのライブを見てきたつもりではいるが、ベストバウトは19年の欅坂のドームであるとワタシは思っている。

コロナ前での声出しの熱量、熱狂。欅坂46というカルト的人気のグループ。
一曲目から飛ばしすぎてないか?と疑うようなセトリの応酬。
アンコールの「不協和音」そして「角を曲がる」。 
終わった後に鳴り止まぬ拍手は深く耳に残り目に焼き付いている。

そこから3年。改名をして2年が立った櫻坂46がこの地に立つのだ。

推しメン守屋麗奈さんについて

ご存知の通り守屋麗奈さん(以下れなぁ)を推している。存じないと言う方は今ここで存じて欲しい。

今でこそ櫻エイトの一角だし、写真集も出したし

※写真集が大好評大発売中

ユニット曲にも参加するようになったし、ちょくちょくテレビに雑誌に出てるわけだが、順風満帆だったわけではない。

2018年に坂道合同のオーディションに合格するもストレートインはならず、一年程坂道研修生として 飼い殺し グループに所属期間がない状況があった。まぁそのおかげで坂道研修生ライブを見れたし、そこで推しになったわけだが…。

無事に欅坂46の新2期生として加入するものの、そこには大エース平手さんの姿はなく脱退してしまった状態。
その影響か、黒い羊を最後に新曲のリリースはなく欅坂46のメンバーなのに曲の割り当てはない。
さらには新型コロナウイルスが流行により、ライブはおろか様々な活動は制限される。
追い討ちを掛けるかのような配信ライブでの欅坂46の改名と、坂道研修生合格から約2年ほどまともな活動は出来ていないに等しい。

櫻坂46と改名が決まり、1stシングルが初披露の場に彼女の姿はなかった。

これまで全員参加だった欅坂時代と違い、櫻坂46は選抜制を採用したため、選抜から外れている。

潮目が変わったのは
2ndシングル「BAN」の選抜入り
→BACKS LIVEでの好パフォーマンス
→TBS「ラヴィット」シーズンレギュラー

あたりからであろう。
もちろんその前に下地はあるんだけど割愛。

と、まあまあな苦労人である。
ワタシだったら絶対に辞めている(そもそも選ばれもしない)


セットリスト

本編のセットリストに関しては冒頭に貼った前回記事を参照してほしい。曲名は出してないけども。

Day1のアンコール

En.0 overture

本編終了後、アンコール待ちの拍手が鳴り響く中、聞き覚えのあるovertureが流れる

なんと欅坂46のovertureであった。

これは正直予想していたけど、この日やるとは思わなかった。と言うのも、今回のドームはツアーラスト。
菅井友香キャプテンの卒業セレモニーも兼ねているし、事前に「fusion」と銘打って、YouTube上にアップされた動画でも欅坂46のovertureが使われていたのだが、
初日のここまでは通常のツアーのセトリできていたし、アンコールも曲数は増やすにしても、そのまま行くと思っていた。

イントロが流れた瞬間、鳥肌と共に泣いてしまった。

恐らくこのovertureはLAST LIVE以降封印されていたし、有観客での披露はそれこそ欅時代のドームが最後ではなかろうか。
行けてないけど理佐やねんさんペーちゃんの卒セレでも流れてなかったはず。

緑色に揺れるサイリウムと、めちゃくちゃカッコよかったovertureがとても懐かしかった。

願わくば声を出したかった。


En.1 10月のプールに飛び込んだ

どよめきの中メンバーがメインステージに登場する。明らかに緑の、欅坂46の衣装だ。

一瞬、サイレントマジョリティーの衣装かな?と思ったが少し違ったので、双眼鏡とモニターを追いながら見覚えがある衣装のような、、、思うのも束の間、イントロが流れた。

10プだぁぁぁぁぁぁぁ(cv.下田さん)

思わず「わぁぁぁぁ」と声をが出てしまい、腰を抜かしそうになった。そして号泣。

で、涙を流しながら一番確認したい事を確認。さらに号泣した。

そう、守屋麗奈さん含め新2期と言われる子たちがそこでパフォーマンスしていた。

欅時代に曲の割り振りがなかった子たちだ。欅坂46としてのパフォーマンスが見れたことに気づいた時にはもう。
ようやく欅坂だったという証を残せたように思えたのが嬉しかった。

さらには曲中に啜り泣く声がマイクを通していたし、泣きながらパフォーマンスをしているメンバーもいた。一方でとても楽しそうに踊る子なんかもいて、様々な思いを見せつけられた。これはずるい。
特に田村保乃さんね。ラスサビって明るく一つになる振りがあるんだけど、感極まっている姿に胸を打たれた。

事あるごとに10プが生で聴ける日が来てほしい、そう思ってた身としてはもう感無量なのだ。まさか本当にこの曲が聞ける日が来るとは思わなかった。

もちろんこの曲が有観客で出来ずじまい、とか、シングルとして世に出せなかったからこその補正もあるとは思う。
そんなことはどうでもよくて、現在の所唯一の披露の場に入れたことが大事なのだ。

補足(ちなみにこの曲は9thシングルとして発売が決定していたにも関わらず、諸事情により発売が叶わなかった「幻のシングル曲」である。)

En.2 ヒールの高さ

続いては黒い羊のC/Wの曲。
たしか個人的には初めて生で聴けた。

菅井さんと土生さんが2人でゴンドラに乗り歌っていた。もともとはゆっかねんの曲やね!

楽しそうにパフォーマンスしてるのに、最後土生さんが感極まってるのが印象的で、つられてしまった!

En.3 青空が違う

土生さんがゴンドラを降り、そのまま菅井さんが残る。懐かしいイントロが流れると改めて気づいたが、「青空とMARRY」と呼ばれた面々の最後の1人だった。

どうパフォーマンスするんだろかと見てると、ゴンドラは発車する。そう、ソロでの歌唱だったのだ!!

もう「Y」しか残ってないもんな。そしてそのYも卒業してしまう。ライブでも定番の曲だったので寂しいものだね。

En.4 世界には愛しかない

欅坂46屈指の人気曲だと思う。個人的な体感で言うと2人セゾンと双璧。

これまたイントロでグッと来て、MVにある平手さんの「あぁーーー」って叫ぶとこも菅井さんがやっていた。泣いた。

この曲はポエトリーリーディングから始まるのだけれども、一期生が担当してたのが良かった!
「複雑に見えるこの世界は〜」のとことかグッと来ないわけない。

あとはこの曲めっちゃ爽やかなんだけど、欅初期に感じた「さわやかなセカアイ」を今回感じられた。

おじさんはですね、推しが欅曲やってるって事実だけでもう感無量だったんですよ。本当に。


Day2のアンコール

En.0 overture

本編は今回のツアーと同じであった。そしてアンコールのovertureも初日同様欅のものであった。

En.1 不協和音

想定外だった。

正直サイレントマジョリティとかやるのかと思って見ていると、overture明けにメンバーいるのにしゃがんでいた。まさかと思いイントロが流れる。

会場からはどよめきが起こった!そして緑一色だったサイリウムの色はみるみる赤く染まっていく。

2019年のドームの時もそうだった。色々とあって不協和音って封印されていた。
あの時もアンコールで突如不協和音をやったのだ。

あの時と同じアンコール一曲目。

けども大きく違うことがあった。

この曲には言葉で形容し難いパワーがある。そしてメンバーは満身創痍でパフォーマンスしている、なんとも禁忌の技みたいな印象があった。

どう表現していいか語彙力のなさを悔やむが、その悲壮感というか、そういったネガティブとも取れる感情はなく、世界観は残しつつどこか楽しそうだった。

櫻坂としての不協和音を披露している、そんな感じだった。


En.2 砂塵

これまたイントロでワタシの心の中の下田さんが

砂塵だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!と叫んでいた。そして泣いた。
この曲もまた、有観客では初披露だったかと思う。

改めて歌詞を見返してみると、今の櫻坂の曲っぽいなと。
なんなら【10月のプールに飛び込んだ】に収録予定だったカップリング曲も含めて、改めて今の櫻坂の方向性に似ている気がしている。
もしかしたら、このような形にはなってしまったが、変化の1枚だったのかな…と。

En.3 その日まで

実は初日でダブルアンコールで披露していたのだが、こちらにまとめて。

この曲は明るく疾走感のある曲調で、でもどこか物悲しいのが卒業ソングだなと。


ライブではメインステージからバックステージまでの花道を使って縦にメンバーが並び、加入歴の浅い順にペアになっていくものだった。
一番最初が子分の増本綺良さんなのがなんともニクい演出だった。
新2期→2期でサビで集合し、2番は1期生…という流れがとても美しかった。

卒業のコンサートやセレモニーを見る度思うのが、肩の荷が下りたというか、憑き物が取れたというか、、、晴れやかに美しく卒業していかれる。

改めて卒業おめでとうございます。

キャプテンの交代

 菅井さん卒業後のキャプテンとして、松田里奈さんが新キャプテンに就任する事になった。

櫻坂に変わるタイミングでヴァイスキャプテンになっていたので至って妥当な選択である。

と言うかけやかけ最終盤なんかは積極的に声出して、お通夜状態 めちゃくちゃ暗い雰囲気すらあった番組を盛り立てたので、多分めっちゃいい子。

最初の仕事はDay2で先に退場した菅井さんに変わりに締めの挨拶をする事だった。これがまたグッとくるものがあった。

終わりに

2日間通して素晴らしいライブを見ることができた。今年見たもので1番だったといっても過言ではない。

ただ今回のドームについては、菅井友香の約束の彼の地とでも言う意味合いもあったのかなと。そう言う意味での彼女の人間力の高さに感服した。

次のドームこそ本当の進化が問われそう。いつになるのか分からないけど。

欅坂と櫻坂どっちがいいか問題。

Day1後に散見されたアホらしい議題だが、一応触れとく。
菅井さん、いや菅井様の一言が全てではなかろうか。

欅坂46と櫻坂46どっちが良い悪いじゃなくて、それぞれの良さを尊重して愛して欲しい

菅井友香スピーチより

こんな事去り行く人に言わせんな。思わずそう思ってしまった。

欅坂46が進んだ坂の先に今の櫻坂46がある。
まぁややこしいのが名前変わってるから繋がりが見えにくいことかな。

欅の曲が盛り上がるのは久々にやった、初めて披露した、思い出補正ってのはあると思う。

けどそもそもの櫻坂のツアーとしての本編がとても良かった、というベースがあるからこその盛り上がりだと思うのだ。


自分でもびっくりするくらい今の櫻坂の姿が好きなんだろうな、とは思った。

欅のドームのライブを越えられないだろうと思って、欅のライブは行くの辞めようと思ったくらいのモチベーションではあった。実際にドーム前のライブとか18年のケヤフェス以降行ってなかった気がする。
けどけやかけ最終盤から何か変わりそうな予感を 感じてもう少し見て見たいと思ってたら、ここまで来てしまった。

チームとか、一体感とか、そういうものを感じられるものに惹きつけられのだろう。

しらんけど。


Day1は初のスタンドからだった


Day2の1塁スタンドより

画角ほぼ一緒やないか。




次は満開の櫻で埋め尽くされるドームを!




追伸
買う気すらなかった欅坂46 LAST LIVEの Blu-rayを勢いで買ったのはここだけの話。





僕から以上!!

いいなと思ったら応援しよう!