美人は終わりを想う
終わりを受容してから本当の人生が始まる。
ドイツの哲学者、
ハイデガーが残した言葉だ。
いつか必ず訪れる「終わり」を想うと、
1分1秒への愛おしさに気づく。
「また、いつでも会える」と思って過ごす2時間は、
「これで、お別れかもしれない」と噛み締めながら過ごす5分に及ばない。
プライドが邪魔して言えなかった「ごめんなさい」を伝えておこう。
恥じらいを言い訳にして飲み込んだ「ありがとう」を伝えておこう。
最愛の人に、
明日も会える保証はどこにもないのだから。
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