第二百二十一回:芸術

我が子の中で
再び
何かが
もぞもぞと
動き出した
ようです。

飴細工職人になりたい
と言い出しました。

いろいろ
理由は言っていましたが、
おそらく、
美を追求した結果
パティシエ
がさらに
先鋭化され、
飴細工職人
になった
のだろうなぁと^^;

うちの子の場合は、
完全に引き算ですが、
ほんと
子どもの夢
というのは
どこまでも
広がりますね。

飴細工職人になりたい
と言う
我が子とは
裏腹に
私は
この子は
どこかで
造形の道を手放す
かもしれないな
と思ったりしました。

それくらい
美しいものを
思い描くようになる
のではないかしら?
と。

つい先日は
私は
自分の家族に満足している
なんて言っていたのですが、
昨晩は
私は
赤ちゃんは生みたくない
と言い出しました。
結婚もどちらでもいい
というか
よくわからない
と。

親としては
いささか
ショックでしたが、
まぁ
好きな人もいない段階から
赤ちゃんがほしい
とか
結婚したい
というのも
ある意味
本末転倒かしら?
と。

こちらも
私は私において完全である

チビちゃんなりに
引き算した結果
なのかもしれません。
こちらも
私には
ふっと
桐島かれんさんが思い浮かび
本人の言うこととは
裏腹に
この子は子だくさんになる
かもしれないな

ちょっと思いました。

桐島かれんさん
のような
生き方も素敵だな。
でも
親が全然違うからなぁ。
まぁ
どこかのかれんさん
になってくれれば
それはそれで
私としては
満足だわ

親の不安や心配は
植物と同じように
光のあるほうへ
光のあるほうへ

枝葉を伸ばしますが、
同じく、
親の不安や心配のために
適当なところで
収まりますね。

さてさて
私の菩提樹

どんな形になる
のやら。

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