第八十三回:オーダー
とんぼ
のように
旋回して
どこへ行くのか?
と思っていましたら、
上級生のお姉さんたち
に
バイバイ
と
帰りのあいさつ
をしていました。
学童保育所の先生
と
トイレに行くのか
と思った
と
笑いました。
他学年との
お付き合いもあるのね~
と。
そこからも
いろいろと
教えてもらっている
のでしょう。
入学したときに
しっかりして
賢そうな子だ
と
感じた子ですが、
やはり
安心して見ていられる子
で
我が子
が
学童保育所
で
落ち着いて過ごせている
大きな理由の一つ
ではないかしら?
と
思っています。
自分のために
お金を使う
のは
むなしい
なんて
前回はお話ししましたが、
打って変わって
今日は
パンツのウエスト詰め
と
ワンピースからスカートへのお直し
を
お願いしてきました。
まだまだ
そう簡単には
暖かくはならない
でしょうから、
仕上がりは
三月に入っても構わない
と
伝えましたが、
出来上がってくる
のが
楽しみ
です。
母からの情報
では
オーダーは受け付けておられない
そうですが、
出口に飾られていた
お洋服を見て、
オーダーできたらなぁ
と。
角野栄子さん
がそうされている
というのもあって
好みの生地で
自分の体に合った
お洋服を作ってもらう
というのには
憧れがあるなぁ
と。
母の情報は古い
かもしれないから、
今度
お尋ねしてみようかしら?
自分のための
お買い物をする
虚しさ
は
もしかすると
インターネット
ばかりになってしまって
すっかり
相手の顔が見えなくなったから
かもしれませんね。
顔が見えて
会話のある
やり取り
は
いいですね。
素朴なこと
ですが、
お金を使うことも
人の役に立っている
のだなぁ
と
実感します。
そう思うと、
まだまだ
お世話が必要な
我が子
が
まだまだ
自分のために
お金を使う
ことにも
納得がいきますね。
上級生のお姉さんたち
のように
お世話するようになったら、
少し
変わってくる
かもしれませんね。
どなたかが、
お洒落も
誰かのために
やってきた
から、
これからは
自分のために
お洒落する
のも
いいかもしれない
と
おっしゃっていましたが、
確かに
子どもにとって
お母さん
が
綺麗で
お洒落なのは
大切なポイント
なのでしょうね。
ちょっと
照準を
夫に合わせすぎていた
かしら?
と。
夫には
萎れた花
くらいのほうが
落ち着く
のかもしれませんが、
子ども
と
向き合うための
お洒落
というものも
あるのかもしれませんね。
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