第七十九回:花の色

今日は
バレンタイン
ですね。

バレンタイン

期待できそうにないから、
この際
チョコでなくてもいい
何かくれ!

事前に
お願いしてくる子。
バレンタイン前に
急に
優しくなる子。

いろいろ
きっと
いたのでしょうね。

我が子

結局
男の子には
用意していきませんでした。


来年から
とのこと。

本当にそれでいいの?

何度も念押ししましたが、
来年から
とのこと。

一年続くか
分からない
思い
なのに…。

というのは、
年増の発想
ですかね。

まぁ
学校で一日過ごして、
考えが変わる
かもしれませんから、
帰ってきたら、
もう一度
きいてみよう
と思います。

確かに
若い子

安売りしないほうがいい
というのも
ありますしね。

我が子

担任の先生

チョコを持っていきました。

二年生では
クラス替え
がありますので、
一年間の感謝
の気持ちを
込めたようです。

作ったのは、
本当の
チョコレート
ではなく、
工作の
チョコレート
です。

最近の学校では、
アレルギーなどを
考慮して、
遠足でも
おやつの交換

できませんので、
そのことを加味して
我が子が自分で
考えました。

食べることはできない
けれど、
持っていてくれれば、
永遠に残るしね
と。

そうね
この一年間

もう二度と
帰ってこないしね。

先生

お友だち
ではないから、
ずっと
思いが
続くとは
限らないからね。

そう思うと、
工作チョコレート
というのは
本当に
名案だなぁ
と思います。

ごめんね
学校の決まり

そういうのは
受け取れないのよ
とならなければいいなぁ
と思います。

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