英語のスピーキングが上達しない自分を一瞬で変える黄金法則
最近、オンライン英会話を頑張っている。
なのに英語のスピーキングが上達している感じがしない。
もしくは、努力している割に英会話力がイマイチ伸びていないなと感じている理由。
それは、アウトプットが足りていなさすぎるからです。
・・・いやいや、アウトプットしてるよ?
・・・オンライン英会話だって頑張ってるんだけど?
と物申したくなったのであれば、今回の記事はあなたの考えをガラッと変えるヒントになります。
意識するだけで語学の習得スピードが数十倍に跳ね上がる話をしますので。
なぜそんなことが言えるのか?
それは・・・
もし、本当にアウトプットしまくっていれば数ヶ月で言いたいことを好きなだけ英語でしゃべれるようになれるからです。
完璧に、正確に、ミスひとつなく、とまではいきませんが。
少なくとも自分がふと思ったことや考えたことは無意識に英語で言いたくなってしまうぐらいアウトプットが普通になっているはずです。
本当の意味でアウトプットが意識できているのであれば、の話です
がんばって必死に「アウトプットしなきゃ!」と気合を入れなくても当たり前のように英語を使う習慣が身についているはずです。
それが本当の意味で英語をアウトプットするということです。
英語が話せる人たちは普段の生活で無意識に英語を話す習慣を持っています。
だから周りが羨むぐらいのスピードで英会話を上達させて海外の人と楽しそうに会話できるようになっていきます。
別に頑張ろうとか思ってやっているわけではありません。
ただ呼吸するのと同じようなレベルで英語を使う習慣が身についている。
もしそうなれたら、英会話を上達させるなんて当たり前のようにできると思いませんか?
その状態に辿り着くための考え方について話していこうかなと。
実践していけばスピーキングの伸び悩みでモヤモヤしていたこととかどっかにいきます。
やればやるほど成長していって、英語を話すことが楽しくてたまらなくなっていきます。
スピーキング上達だけではなく、英会話スキル上達そのものにとって重要な考えを話します。
英語のスピーキングが上達せず伸び悩む理由
オンライン英会話を始めてみた。
英語日記を始めてみた。
ひとりで英語を喋る時間を増やしてみた。
海外の人と英語を話す時間を持つようにした。
少なくとも、これまでの自分よりは英語を使っているはず。
・・・けどどうにもあまり変化を感じないというか成長していない感じがする。
・・・結局、毎回同じような英語しか言えなくて伸び悩んでいる。
・・・いざ言おうと思ったことは英語で言えないまま。
・・・勉強してきたはずの英語は出てこないまま。
その最大の原因は、アウトプットが足りてなさすぎることにあります。
伸び悩んでいると感じるのであれば、質問させてください。
「オンライン英会話以外の時間、あなたはどれだけ英語を使っていますか?」
英語を「勉強」するのではなく。
英語をどれだけ「使って」いますか?
「よし、英語を勉強しよう。」
と2時間英語を勉強したとします。
その2時間のうち、どれだけ英語を使えていますか?
「英語を勉強する」という感覚と「英語を使う」という感覚の違いを意識しながら普段勉強していますか?
この意味がわかると、英会話の上達が止まらなくなります。
詳しく話しますね。
英会話が伸び悩む人は英語のアウトプットが足りてなさすぎる問題
ある受講生の話。
その子は当時大学生でカナダ留学に向けて勉強中でした。
本格的に英会話を上達させたくてオンライン英会話に取り組んでいたんです。
TOEICの勉強もしつつ、苦手なリスニングにも挑戦。
スマホのアプリでスキマ時間に英語学習したりとよく工夫している子でした。
で、ある時相談されたんです。
といった感じです。
私としては、本人はすごく真面目に英語学習に取り組んでいるのを知っていましたし、TOEICスコアも順調に伸びていたんですよ。
なので、知識はしっかり身についている。
だからアウトプットの時間にしっかり伸びていると思ってました。
が、現実は違いました。
勉強して英語の知識は増えている。
けれど、話せる英語はまったく変化していない様子だったんです。
少しは変わっているかもしれないけれど実感するほどでもない。
頭の中に英語の知識はたっぷり入っているはず。
勉強だって真面目に取り組んでいる
けど、その英語の知識を使えるようになれていない。
私はその子にこうアドバイスしました。
「多分だけどアウトプット量が少なすぎるね。もっと英語をアウトプットするようにしていったら話せる英語のバリエーションも一気に増えるし、英語のスコアも上がるよ。」
「え?けどオンライン英会話をコツコツやってますよ?アウトプットはしてると思うんですけど。」
・・・いったいどういうことか?
つまりこういうことです。
たくさん英語をインプットしてる。勉強してる。
けど、そのインプットした知識がアウトプットできるようになっていない。
で、覚えた英語をアウトプットできるようになっていない理由は「英語を使う前提でインプットする」という意識がなかったからなんです。
とっさに使える英語が身につく黄金法則
『英語を使う前提でインプットする』
これがすごく大事な考え方です。(メモしておきましょう)
例えるなら、新しく料理を覚えるためにレシピを検索して即やってみるということです。
これが英語になった途端、「いつかこのレシピを作るかもしれない。だからとりあえず覚えておこう」で止まってるんですよね。
で、何だったかなと思い出せないレベルになる。
当たり前ですけど、即インプットして即作ってみたほうがその料理をすぐ作れるようになります。
後になって「あの時調べたレシピはなんだったかな」となって思い出すのは料理のプロでも大変です。
せっかく新しい知識を取り入れたのに使えずじまいで終わってしまうわけです。
じゃあ、どうすればいいのか?
「インプットした直後にすぐ使う」ぐらいアウトプットを前提として日頃からインプットするという意識を持つことです。
ある英語のフレーズを覚えたら、目をつぶったりしてそれを見ずに唱えてみる。
ある英文がいいなと思ったら、紙に書いて自分でアウトプットしてみる。
そんなことで?
と思うかもしれません。
が、「そんなこと」で英語の定着率が跳ね上がります。
例えば最近「have go on trip to 〜」というフレーズを見かけたんです。
たしか2週間ぐらい前でしょうか。
他にもいくつか新しいフレーズを見たのは覚えています。
が、パッと思い出せるのがこのフレーズ。
なぜ思い出せるかというと、実際に頭の中で先ほどのフレーズを思い出しながら「ハワイに行きたい」とか使うイメトレをしたからなんですよね。
友人に「旅行したい国とかある?」と聞かれたのをイメージして、それに答えるつもりで先ほどのフレーズを使うイメトレをしたんです。
だから、今こうしてパッと思い出せるわけです。
ただイメトレしただけ。
それだけです。時間にして数十秒。
たったそれだけでも記憶の定着度が変わっているのを実感しています。
すべてに対してこれぐらいやるのはキツイです。
けど、自分が使いたいとか、これが言えるようになりたいと思ったフレーズは片っ端からインプット即アウトプットする意識を持つ。
この感覚が当たり前になってくると、新しい表現がどんどん自分のものになります。
いざ英語を話すときに「アレだ」とパッと思い出せるようになっていきます。
なので。
スピーキングを上達させるために大事なのは、
「普段の英語学習の時からアウトプットを前提にして勉強する」
という意識を少しでも多く持つことです。
これを意識すると、もっと多彩な英語表現がスラスラ出てくるようになります。
あなたが憧れているバイリンガルみたいに英語で言いたいことがスラスラ話せるようになっていきます。
覚えた表現を会話で使えるようになっていると気持ちいいですよ。
レベルが上がったっていうのが実感できますからね。
他にはよくスラングは覚えなくていいとかも言われますけど、しっかり理解すればOKです。
スラングもしっかり意味とかニュアンスを一緒に覚えれば会話を弾ませる要因になります。
「これ、とても興味深いですね」
といった固い口調より
「これすげーって思わん?」
ってカジュアルに話せる人の方が親近感湧くのと同じです。
より仲良くなれたりすることだってあります。
覚えた英語知識をしっかり使えるようにするためのコツ。
それが、インプット即アウトプットを意識すること。
アウトプットする前提で英語をインプットする。
カンタンに言えば「覚えた英語は即使ってみる」だけ。
たったこれだけで記憶力爆伸びして話せる英語も増えて、英語での会話をもっと楽しめるレベルになっていきます
この感覚を呼吸するようにできること。
それだけでも変わってくるので。
大丈夫です。
今日からやってみて、数日後。
今までより英語を覚えている自分を実感すれば自然とやるようになります。
人間、成功体験すれば自然とやるようになります。
私はもともと覚えたり暗記するのが苦手です。
自分の記憶力に自信なんてありませんでした。
特に学校での勉強は苦痛でしたね。
が、この即アウトプット意識のおかげで周りの人から記憶力が高いと思われています。
成績も上がりましたし、仕事を覚えるスピードもどの職場でも大体最速です。
読んだ本の内容をしっかり自分のものにできるのもアウトプットのおかげ。
もちろん英会話で言いたいことが英語で話せるようになれたのもこの意識のおかげです。
なのであなたもぜひ今日から意識してみてください。
「何かひとつでもいいから英単語や英語フレーズを覚えたら即アウトプットしてみる」だけです。
わざわざ書くとかすら必要ありません。
自分の頭の中でイメトレしながら使ってみるだけでもいいです。
アウトプットするというのは「自分で英語を使う姿勢を持つ」だけでいいです。
やってみれば分かると思いますが、今まで自分がどれだけ英語を使うチャンスを無駄にしてしまっていたか分かります。
今まで英語を覚えただけで終わっていたことがどれだけ損していたのか気づけます。
暗記したり覚えた英語を「使えるレベルの英語」にするチャンスをどれだけスルーしてしまっていたのか気づけると思いますよ。
まずは今回学んだことをアウトプットするとことから始めましょう。
あなたは今回の記事で何を学びましたか?
思い出せますか?アウトプットできますか?
今回の記事で学んだことを10秒でいいのでアウトプットしてみてください。
スマホにメモしてもいい。口に出して整理してもいい。
文章を読んでいるときは覚えたような気になっていても、いざ自分でアウトプットしようとすると覚えていないことばかりですから。
私もXやインスタグラムを見ていていいなと思った知識はアウトプットして覚えるようにしています。
スクショやブックマークしても次の数分後には忘れているので。
見ただけの内容なんてまったく思い出せなくて普通です
寝るときにはアウトプットしておけばよかったと毎日後悔してます。
インプットして即アウトプット。
この黄金習慣が身についていけば、使える英語も自然と増えていきます。
大事なのは
・覚えた英語を忘れないうちに使えるレベルにする工夫
・アウトプットを習慣化して新しく使える英語を増やす
ということです。
シンプルなように見えますが、やってみれば今までの自分と変わり過ぎに感じるぐらい英語を覚えていられてびっくりすると思います。
語学学習の本質はアウトプット。
特にインプット即アウトプット。
これが習得スピードを上げるための本質です。
このほんのささいな違いで、習得スピードに数年単位の違いが生まれます。
ぜひ、意識してみてください。
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