2022_3_雑記
40代に入って「20代の2回しめに入ったかー」って思うことが多い。
いろんなことが客観的に見れてしまう。
とはいっても、全て正しい選択をできるわけでも、
先回りして運命を変えれるわけでもない。
天気を変えれるわけじゃない。
濡れても良い服に変えたり/傘を持って出かけるとか。
できることなんてそんなことくらいよね、って感じる事が多い。
今42歳だから、22歳23歳のときのことをよく思い出してる。
1周目のころ、
人生は「自分の目指すもの・好きなもの・大切にしたいもの」
そんなのを集めた「A5ステーキプレート」みたいなものを
作っていくんだと思ってたと思う。
そういうのを目指してたと思う。
2周目、もう知ってしまってるのは、
人生は「自分で選ばなかった、選べなかったものがたくさん乗った
バイキングの時の皿」みたいな感じってことだ。
皿の上のものが現実だし、
のっかってるものがどんどん増えていったし。
親切でのっけていただいた一口カツとか、キッシュとか、おひたしとか、
いろいろのってる。
A5のステーキがのるはずだったけど、
現実のお皿はひっちゃかめっちゃか。
でも、まぁ美味しいし、僕の人生はそんなもんだよなーって。
2周目は「ごっちゃごちゃにしかならない」ってことがわかってる。
希望を持つことが悪いことではないけど、
人には役割とか向き不向きみたいなのがあると思う。
今回のタームは最初から最高のお子様ランチ、、
みたいなプレートを作ろうと思う。
この前メンバーの結婚式で久しぶりに歌った。
雨が降るのがわかってるときみたいに、
失敗するとこもわかってる(余興の曲が難しすぎたんだよ)
酔っ払ってどうでもよくなっちゃうとこもわかってる。
花粉症の薬でカラカラしちゃうのもわかってる。
でもさ、バンドの演奏としてはリハしてないけど、合っちゃうんだ。
20代前半の「ステーキプレート〜!」って思ってた時のアッチー気持ちは、
未だにアッチアチのまま僕のお皿のメインディッシュだった。
サイコロステーキくらいだけどさ。
ちゃんと諦めて、諦めない。
そういうの大事よねって思ったよ。