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後悔した!理解しておけば良かったオリジナル楽曲を制作前にやるべき事!ボーカリストを理解する!これが一番大事な事!

皆さん曲作りはどうしていますか?

・「オリジナル楽曲の制作」

↑これのやり方は十人十色
人によってやり方も違えば
バンドによっても違うと思います。

社会生活と音楽活動を両立させながら
自分なりに試行錯誤し、たどり着いた
楽曲の制作方法や、メリット、デメリット等を
今回は記事にしたいと思います。

自分はプロでもなければ
音楽を専門的に学んだ訳ではありません
ですが遠回りしながら身に付いた事も
沢山あります

今回の記事も
あくまで自分が行っていた方法ですので
参考になるかは分かりませんが、
これからオリジナルバンドで曲を作り始める人や
楽曲の制作方法で悩んでいる人
中々バンドのオリジナル曲が
先に進まない環境にある方々に、
少しでも力になれればと思います。

感覚的な表現や
理論と異なるような発言もあるかと思いますが。
よろしくお願いします。

今回も数回に分けて投稿していきます。


①曲を作る!最初に行う下準備ボーカル命


これからの制作を効率的に行う為に
最初に理解しておく事を説明します。
それは

・ボーカリストの音域を知る
・ボーカリストの声質(キャラクター)を知る
・ボーカリストとカラオケに行って「聴く」「観る」
・好きなアーティストを知る

これです。


(1)ボーカリストの音域を知る


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オケを何も考えずに制作して
いざ歌ってみたら

・高過ぎて出ない
・低過ぎて出ない
・最初は出るけどサビが出ない

              その結果

・オケのキーだと歌えない
・キーを変えてアレンジも変更
・そもそも高音と低音の振り幅に無理があった
・メロディも変更
・振出しに戻った

このようになります。

実際に素人の自分が作曲した際に
初めはこうなりました。

オケを作り上げてから、
全てボーカルのキーに合わせて作り直す絶望感は
半端じゃなかったです。

その経験から自分なりに考えた結果
今ではこのようにしています。

ボーカリストの出せる
1番低い音から1番高い音を始めに理解して
その低音高音両端を少し狭めた位置
メロディを制作すると
ボーカリストが歌いやすい音域が見えてきます。

その場所が作曲する際に
ボーカルがいい音で鳴る場所だと思います。

例えばボーカリストが(あくまで例えです)
ドレミファソラシドレミ まで出るなら
 レミファソラシドレ ぐらいで作成する感じです。
出せる音域100%フルで制作しようでは無く
出せる音域80%ぐらいで作成する方が
安定したボーカルで制作が出来ます。

また、
上記と同じように、
裏声で出せる音域もしっかり確認しておくと
メロディを作る際の視野が広がります。

出せる音域80%ぐらいにアクセントとして
裏声で出せる音域を
ちょい足ししていくような考え方です。

ボーカリストの出せる音域を知る事で
楽曲を制作する際に使用できる音数が
必然的に決まってきます。

スケールとか難しい事は分からなくても
ここである程度の決まり事ができるので
後の制作で
ボーカリストの音域を理解した楽曲制作ができます。

当たり前の事なのか
もしくは専門的には違うかもしれませんが

これをやっておくと時短にもなり、
メロディを作成した後のコード付けや
ギターアレンジ、
楽曲制作がしやすくなりました。

後に
この「使用出来る音の幅」「音域の広さ」
という事を理解しました。

(2)ボーカリストの声質(キャラ)を知る

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※写真はTOKISA演劇塾さんのサイトから使わせていただきました。

ボーカリストが
どんな声のキャラクターをしているか
を理解すると楽曲制作時に
色んなアプローチの構想が出来るようになります。

ハスキーなのか
優しいのか
力強いのか

または使いわけできるのか、

例えば天龍源一郎さんのような声質の人が
きゃりーぱみゅぱみゅつけまつけるを歌ったら
少しネタのように聞こえますよね?
(そこを売りにしたらそれはそれで面白そう)

終始スクリーム系のボーカルだったら合いそうな気がしませんか?

歌物や、ラップ、スクリーム系等、
色々なバンドの方向があると思いますが、
先ずはボーカリストのスタイルや特性を尊重した上で楽曲を制作してみると、楽曲の違った見方や、
クオリティに直結してくる事が多いと思います。

今回はクリーン系、スクリーム系の対照的なボーカルを例にしますが、

クリーントーンのボーカルが持ち味の人に
無理矢理スクリームをさせるより。

クリーントーンで良いメロディを歌ってもらった方が
最終的なクオリティに直結すると思います。

先ずはバンドの顔でもある
「ボーカリストの声質(キャラクター)を意識」した
楽曲を制作していく方が楽曲制作のスピードもクオリティも上がります。

(3)初めから力量を超えた表現は避ける



上記で例に上げましたが、
現在では訓練された
クリーントーン+スクリーム系のボーカリストも
増えており、

声の使い分けをボーカリストに求めるバンドも増えていると思いますが、

バンドとして
「現在のボーカリストの力量を超えた表現方」
を望むなら

初めからボーカリストに最終的なイメージを伝え
今は今出来る最善で楽曲制作を開始した方が良いです。

「待ち」の姿勢を常に取っていては
出来るものも出来ず、時間だけが過ぎてしまいます。

それと、
ボーカリストの力量で活動が止まっているとなれば、
ボーカリストの精神的な部分にもかなり負担がかかってきますので、
「一緒に成長しよう!」の精神が大事な事だと思います。

バンドとして

「今自分達に出来る最善」を常に意識する事が大事だと思います。

「出来ない事が出来るようになる」事が
「成長」だと思いますので

ボーカリストの成長で
アプローチの幅が広がった際には
「バンドの成長」になり、
バンドとしても
「新たなアプローチをしていく」事で
既存の曲と新曲間で視覚的にも聴覚的にも
「成長」が見えるようになります。

その時に「バンドとしての士気が高まり」
次回作への取り組み方が自然に変わってくるので、

先ずは上記でも話した通り、

「今自分達に出来る最善」を意識する事が大事であり
「前の自分達の最善を超える」事に全員で「取り組む」
事が大切だと思います。

今回はボーカリストにライトを当てていますが
メンバー全員に言える事だとおもいます。


(4)ボーカリストとカラオケに行って「聴く」「観る」好きなアーティストを知る

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ボーカリストの好きなアーティストを知る事で
同時にボーカリストのバックグラウンドを
知る事が出来ます。

また、色々な発見をする事も出来ました。

実際に自分はボーカリストとカラオケにて
この様な事を話しました。

普段どんなアーティストを聴いているのか?
普段どんなアーティストを観ているのか?
どんな曲が好きなのか?
どんな詩が好きなのか?
どのアーティストの何の曲が好きか?
どのアーティストの何の曲の何処が好きか?
カラオケで歌いやすい曲は何か?
カラオケで歌いにくい曲は何か?
憧れているボーカリストは誰か?

単純に好きなアーティストや、曲の話をしただけでも
ボーカリスト自身のかなりの情報が手に入り
様々なヒントを頂きました。

例えば女性アーティストであれば
いきものがかり
シャカラビッツのような
「高めの音域が歌いやすい。」

鬼塚ちひろのような「独特の雰囲気」や、

中島美嘉のような「悲しい感じが好み」等。

カラオケにて、実際に曲を歌ってもらい

好みの楽曲タイプや、
好きな雰囲気等の情報を知れた事、
同時に音域や、声質なども知る事が出来ました。

実際に歌っている姿をアーティストの
曲を通して聴く事、観る事により

「こんな楽曲を作ったらこうなるであろう」
「こうしたらこうするかな?」等

事前に「バンドの中で歌った時」のイメージが
しやすくなり、

ボーカリストを理解する事で、
作業効率が向上しました。

また、同時に
「プレイヤーのバックグラウンドの音楽のまとめ」=
「現在のプレイヤーのスタイル」に直結している。


と、改めて再確認しました。

メンバーになってくれる人の
バックグラウンドを「事前に知る」事が後に重要になってくると思います。


まとめ。


そもそもバンドを結成前に
意図的に何がやりたいと言う概念のもと集まれば
目的は同じなのでバンドのボーカリストや
メンバー等、目的に合った人材が選ばれると思いますが。

中々社会人という立場で
共に自分と同色の音楽を好む人材を探す。

と言う事がまず難しいです。

「音楽がやりたい」という気持ち
それで集まる事が多いと思います。

そして、
やっとの思いで集まったメンバーは
もはや奇跡です。

それならメンバーになってくれた
メンバーの特徴を生かした楽曲制作を行うと
そこから色んなアプローチができるように
なる事を学びました。

はじめはコンポーザーとしての立場から
「焦り」や「良い曲を書こう」
「曲を増やさなきゃ」
「カッコイイフレーズ作らなきゃ」等

PCのプロジェクト画面の中しか見えなくなりますが、
活動をしていくにつれて

メンバー一人一人の個性や音楽的な表現等、
人間的な部分も見れるようになり

楽曲制作に対しての意識が変わっていきました。

残念ながらバンド活動休止後に
学んだ事も多く
在籍していたバンドでのメンバーは
個性を反映出来ていたのか、
また、その環境を自分は作れていたのか、等。

自分の行動を振り返り、
制作者として劣っていた部分が見え、

現在ではその経験が自分の改善点に変わりました。

何をするにも手探りで
素人だった自分が「得た経験」「自分なりな解釈」
誰かの活動の「参考」「ヒント」になれたらと思い。

今回の記事を書きました。

次回はメンバー間で一体どのように楽曲を制作していたのか、効率化や、メリット、デメリットを書いていこうと思います。

今回もありがとうございました。

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