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切り方変えれば、全然映え方違うから!

自分の断面、って考えたことある?


いやなんだろう、「切り方悪いねん!」って思って。
自分で自分にツッコミいれた話ですけどね。

まあ、周りと比べたことも多々あるわけですよ。
私ってどうしてこんな、と。

そんなとき、ふとケーキのショーウインドー見てたら、まあ、綺麗なミルクレープがありまして。ハーブスというケーキ屋さんが大好きなんですね、わたし。

もう、断面が綺麗なのなんのって。
一度ホールでいきたい、って思ってます。はい、今でも。

ただ、ふと考えたんですよ。

まって、このホールを8人で分けるとして…
まあ、このワンカットが一人分だよな。
うん、この並んでるきれいな断面のケーキが、その一個分だよな、と。

でもまてよ。

このホールケーキを、何層にもある上から
「ひとりあたり、2層ずつね。」
ってわけても、8等分できるよな…。

つまり、食べられる分は同じでも、切り方違えば、驚くほどに
「映え方」
が違うわけですよ。

あんた、層で分けられた日には!
ただの真っ白のマル、ですからね!
万が一、イチゴの層が見えていたとて、決してきれいではない!

「そ、そこは隠すから美しいのであってな…」
みたいな空気になるし、ミルクレープの裏側が全部見えちゃったりして、
日本のわびさび、みたいなものが台無しっていうか。(そうなん?)

そんなして、ミルクレープのホールが1台あったとして、
それをどう切るか、どう魅せるか。
切り方違うと全然違うわけです。

これって、ニンゲンもそうなのでは?と思ったんです。

「どこ切ってるねん、どこの断面見せてるねん。」
ってなってないかな、って。

切り方変えれば、見え方も変わるわけで。
そこの工夫、いくらでもできるやん、って。

わざわざ、ブサイクな断面、見せてるんちゃうかなって。
それで、勝手に途方にくれてないかなって。
「ああ、私ってブサイク」って。

切り方のセンス、みたいなものがあるんだろうと思うんです。

それを「個性」っていうのかもしれないし。
「え、このモンブラン、真ん中に栗が丸ごと入ってるやん!」
ってのは、やっぱり切り方悪いとわからないわけで。

みたいなことを、ふと考えた日から、こう「自分をプロデュース」みたいなことって楽しいんじゃないかなって思ったりして。
それは、自分だけじゃなくて、子育てもそうだし、職場の後輩を育てるときもそうだし、「このケーキ、どう切ればいいかなー」みたいに考えると楽しくなります。


あーーーー、ハーブスのケーキ食べたい!!




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