エンジニア以外の人とのコミュニケーションについて
こんにちは、株式会社ビズパ プロダクト開発チームの青木です。
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私は開発エンジニアとして今年の1月に中途入社しました。
元々はSES業界で仕事をしており、私が携わった案件ではシステムの仕様を決めるような場面ではお客様先のシステムエンジニアの方や同じチームのメンバーとコミュニケーションをとる場合が多くありました。
しかし、弊社では開発を進める上で、エンジニア以外の方とコミュニケーションをとりながら仕様を決める機会がたくさんあります。前職からの仕事の進め方との違いの中でつまずいた点や気がついた点をご紹介します。
不要な情報をたくさん伝えてしまう
エンジニア同士のコミュニケーションでは伝え方の良し悪しはあるものの、そこまで伝えかたを意識しなくてもある程度の情報を相手に伝えることができます。
しかし、相手がエンジニアではない場合、前提にある知識や考え方がかなり違うため、エンジニアの方に対して話をする内容と同じ内容で伝えると内容のほとんどが相手にとっては意味がわからない情報になってしまう場合があります。
私は相手に話をするときにしっかり伝えなくてはと焦ってしまい、実装の細かい部分などを話してしまう癖があります。
例えば「この機能は必要かどうか」を確認しようとした時に、いきなり具体的な内部の仕組みや実装ロジックの話をし、相手に話が伝わっているのかを確認しなかったので、私自身は話を伝えたと思っていましたが、いざ蓋を開けてみると話が伝わっていないだけではなく、合意したはずの認識がずれていたということがありました。
相手からすると、「機能が必要かどうか」を判断する為には、内部の仕組みや実装ロジックの話は必要な情報ではなく、「よくわからない情報」がたくさん投げつけられている状態になってしまい混乱させてしまったのだと思います。
当時は伝えたはずだけどなと思いましたが、考えてみれば全く知らない領域の話をいきなりたくさん話しをされても聞いた内容を正しく理解するのは難しいと思い、こちら側が伝え方に気を付ける必要があるなと思いました。
先ほどの「この機能は必要かどうか」を確認する場合は、なぜこの質問をしているかどうかの背景を話したり、運用上のユースケースを例に出したりするのが良かったのだと思います。
相手の立場に立つことの大切さ
やはり、自分の理解や認識を前提にして話をしてしまうと相手が理解できない場合が多いので、まずはお互いに共通の認識を持った上で話を始め、必要に応じて専門的な話をする様に心がけています。また、話をしながら相手と理解が一致しているのか適度に確認をする様にしています。
とにかく相手の立場を想像することが大切だと思いました。
ここまでに記載した内容はエンジニアと非エンジニアという関係に限った話ではないと思います。
例えばサッカーを知らない相手にサッカーの魅力を伝える場合に、いきなり自分が感じている魅力を伝えるのも良いですが、相手の趣味嗜好に合わせて魅力に感じそうだなと思う部分を優先的に伝えたり、相手が別のスポーツを好きな場合はそのスポーツとの共通点を見つけてみたりするとより魅力が伝わるかもしれません。
当たり前のことかもしれませんが、同じ立場や近い立場の人と接する機会ばかりだとつい忘れてしまうことかもしれないので気をつけていきたいです。
まとめ
前職のSES業界からWEB業界に転職し8ヶ月経ちましたが、技術的なことだけではなく、仕事の進め方やコミュニケーションの取り方なども新しい気づきや発見がたくさんあります。今後も多くのことを学んでいく一方で学んで得たことをサービスや今後の新しいメンバーなどに還元していきたいです。
さいごに。
お読みいただきありがとうございました!
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