帰納法的な自己理解のやり方
最近、時間を使って、改めて、主に仕事の文脈で自己理解を深めました。
これから、もう一段階、仕事で新しい挑戦をするにあたり、
自分は何がしたいのか、何が得意ゾーンなのかの解像度を上げる為です。
自己理解のやり方は、通っていたコーチングスクールの校長に教えてもらった話と、「人を選ぶ技術」という書籍の内容です。
人を選ぶ技術は、エゴンゼンダー出身のベンチャーキャピタリストがプロフェッショナルな経営者の選定をする際に活用してたフレームワークがベースになっています。
この本で紹介されているフレームワークは、人を観る際に、
経験・知識・スキル>コンピテンシー>ポテンシャル>ソースオブエナジー
の順番に深掘ってみていくというものです。
最後のソースオブエナジーは、使命感と劣等感がベースになっているものです。
このソースオブエナジーが最も根源的であり、ここをベースに活動している時に、最も人はパフォーマンスを上げる事ができるという考え方です。
このソースオブエネルギーを抽出するためのワークを以下の要領でやってみました。
やり方
過去の経験をすべて書き出していく
物心ついた時から、現在までで印象に残っている出来事
仕事に関しては、プロジェクト単位で書き出す
経験の深掘り
自分のエネルギーが上がった/下がった瞬間・きっかけ
自分の位・ステージが上がった/下がった瞬間・きっかけ
(位・ステージは、より大きな責任を引き受けた状態)他人からもらったフィードバック(良い点・悪い点含め)
(なんとなく友達に言われた様なものを含む)
抽象化
自分の欲求(ソースオブエナジー)を言語化する
自分のエネルギー・位が上がった契機を理解する
自分のエネルギー・位が下がった契機を理解する
デザイン
自分の欲求(ソースオブエナジー)をベースに生活や仕事ができているかを確認する
自分のエネルギー・位が上がる契機を、日常生活・キャリアにどうデザインするかを考える
自分のエネルギー・位が下がる契機を避ける、注意する。
システム1的に無意識に反応してしまう場合は、意識付けして強制回避できるように留意する
これをノート30ページ分くらいやりました。
結果、ほんとに多くの気づきを得ました。
例えば、以下。
憧れ、ロールモデルを身近にいない状態だと、エネルギーが極端に下がる。明確な目標を日々、意識できる環境を意図的に作るべき
放任型の上司が居た場合に躍動して、そうでない場合に結構な確率でトラブル。一緒に働く人の選定に参考にする
人から頼まれた仕事・役職はうまく行きがち。一方で、自分で選んだ案件は失敗した経験あり。頼まれ事は、考えずに手伝う・やってみる
参考になると幸いです。