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東工大修士26卒就活生を見て、学士24卒が感じたこと

こんにちは!
昨年度に東京工業大学の学士課程を卒業して、今年度から新社会人をしている者です。

今回は東工大の修士26卒就活生を見て、学士24卒就活生だった私が感じたことを書こうと思います(上から目線に感じてしまったら申し訳ないです!そういう意図はないです)。

※在学時に書いた院進と学部就活の比較記事をご覧になりたい方はこちら↓

私の卒業した東工大は9割以上の学生が大学院に進学する大学なので、私のように学部就職をする学生はかなり少数派です。そのため、私の友人たちは全員が大学院に進学して、26卒就活生として就職活動を始めています(一部、博士進学を決めて就活をしていない人もいますが)。
そんな友人たちのキャリアの話を聞いたり、ES添削を頼まれたりする中で、26卒東工大生の就活事情、傾向が少し見えてきたので共有したいと思います。
思ったことをツラツラと書くだけで、特に結論とかないのですが、面白いと思ったら読んでください!

就活を始めるのが早い!

26卒東工大生の様子

修士課程の就職活動というと、「M1の間は研究に専念して、研究室推薦でどこかに就職しよう」というスタンスの人も一定数いるのかなという印象を持っていたのですが、全然そんな人は見かけないです。
多くの人がM1の5月には自己分析・業界分析といった感じで就活を始めていて、サマーインターンの選考で初めてのエントリーシート(以下、ES)を書き始めていますね。
この段階では、大学院の研究などが大して進んでいないので、ガクチカ欄には学部時代に力を入れた研究や課外活動のことを書いている人がほとんどです。
大学院から東工大に来た人も同様で、学部時代の大学での経験を書くことが多いように思えます。

私が感じたこと

「就職活動よりも大学院での研究を優先しよう!」みたいなキャリアセンターのようなことは言いませんが、研究も最低限やっておいた方が本選考の時に困らないかも?と思います。
なぜなら、早期選考で就活を終える人を除けば、M1冬からM2春までは就活が続くからです。サマーインターンの時期は学部時代の経験を話しても問題ないと思いますが、本選考時には大学院での経験について深く聞かれる可能性も考えられます。その時に問題なく答えられる程度には研究を進めて、自分の中で言語化しておく必要はあるかなと思います。

早く始めても出遅れる

26卒東工大生の様子

先ほど、M1の5月から就活を始めて早いな~という話をしたのですが、それでも出遅れてしまうほど、今の就活は早期化している印象を受けます。
特にITやコンサル業界だと、サマーインターンの選考時期が早かったりするので、5月中にES提出期限が設定されていることも多いです。
なので、志望業界を決めたり、ESに書く内容をまとめたりしていると、知らぬ間に締切を過ぎていたりします。そもそも○○社のサマーインターンがあることを知らなかった!なんてこともザラです。

私が感じたこと

早く始めた方が得なのはそりゃそうって感じなんですが、遅れしまってもそんなに問題なくね?って思ってます。私自身、サマーインターンには出遅れて1つも行くことはできませんでした(なんなら冬インターンも)。
早期選考で決めてしまいたいって焦る気持ちも分かるんですが、そもそも希望のサマーインターンに受からない可能性もある(というか、その可能性の方が高い)ので、締切に間に合わなかったり行きたいインターンが見つけられなかったりした人も、落ち込まずに秋冬インターンの選考に備えればよいと思います!

ESを軽視しすぎでは?

26卒東工大生の様子

26卒東工大生のESは頼まれて6人分ほど見させていただいたんですが、内容的にも文章的にも、もう少しよく考えてみては?ってものもありました。
東工大ブランドのおかげで、いまいちなESでも通ってしまうことが往々にしてあると思いますが、それがかえって「自分のESは問題ないんだ!」という勘違いを生んでいます。あと、ES通過後の面接で落ちてしまったときに、「ESは良かったけど面接に問題があったんだ」と思っちゃいますよね。残念ながらES時点で問題があったから面接でうまくいかなかった可能性もありますよ…

私が感じたこと

ガクチカ欄では、経験自慢大会みたいな内容で、その経験があると企業にどんなメリットがありそうかアピールできていない文章が目立ちます。
志望動機欄では、それって他の会社でも言えることじゃない?って内容を書いている文章が多いです。企業側からしたら、「弊社のために書いてくれたんだ」って明らかに分かる文章の方が印象良いに決まってますよね!
そして全般的に言えることは、読みづらかったり、誤読の恐れがあったり、略語や専門用語を正しく使えていない文章が多いです。
恥ずかしいかもしれませんが、人に見せたり自分自身で音読(黙読じゃダメです!)してみて、違和感がないか"何回も!"確認してから提出しましょう。
私のLINE知っているくらいの方は、キャパオーバーしてなければお手伝いできるので声掛けてください!

良い意味でも悪い意味でも情報量が多い

26卒東工大生の様子

学内に仲間が全くいない状況で就活をせざるを得なかった私からすると、26卒の同期はめちゃくちゃ情報量に恵まれていると思います。ただ、情報源が多すぎて、何を参考にすればよいか分からなくなっている人もいるのではないでしょうか?

私が感じたこと

多分情報源が少なくて困っている人はいないので、これだけあれば他はそんなにいらないのでは?という情報源を紹介します。
というか私はこれらしか使わなかったので、使ったものを全て紹介します!

選考ルートやES、面接内容を確認する用
ワンキャリアと就活会議ですね。大企業であれば、これらを見ておけば先輩の通過ESや面接で聞かれた質問をチェックできます!これらで予習して、選考の準備をしましょう。

企業分析用1
オープンワークですね。こちらで企業の評価や退職者の退職理由を見ることが出来ます。退職者のレビューが多いので、企業側からは聞けない否定的な情報も得ることが出来ます。個人差がある内容も勿論含まれているので、鵜吞みにするのはよくありませんが、参考にすると良いでしょう。

https://www.openwork.jp/

企業分析用2
ミキワメLIVEですね。同じく企業分析用なんですが、こちらは有名企業の説明会を受けられるサイトです。行きたい企業が見つからない人や、今まで興味を持っていなかった業界にも視野を広げたい人向けだと思います。沢山参加するとアマギフがもらえたりするので、お小遣い稼ぎのつもりで見に行ってもいいかもしれません。ただ、登録するとたまに電話がかかってくるので注意が必要です。とは言っても、某悪質サイトみたいに頻繫にかかってくるわけじゃなくて、たまーになんで(少なくとも24卒の時は)気にしない人は是非。

以上です!
序盤に言った通り、特に結論はないのですが、ここまで読んでくれた人は充分就活意識高いと思うので、引き続き焦らず続けてもらえればと思います~
頑張ってください!


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