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#3 決めてから始める

どうも、おもさんです。

先日、新規法人さんとの面談機会をいただくためテレアポを行ったときの一コマ。
「チャレンジラボのおもりと申します。統括の○○さんにお電話おつなぎいただけますでしょうか?」
「○○ですね。えっと事業所さんのお名前はチャレンジラブさんでしたでしょうか?」
「いやそれ、結婚相談所みたいな名前になっとるやないですか!?」
で、しばらく爆笑。ワンチャンチャレンジラブもありかなと思いました。
こちらの法人様とのお付き合いはマリアージュするのでしょうか?
成功したら、チャレンジラブに変更するか本気で悩もうと思います。

では、本題。

決めてから始める

私たちは常に何かしらを選択しながら日々を送っています。今日どんな服を着るか、何を食べるか、何をして過ごすか、何に時間を使うか。相手にどんな言葉をかけるか、あるいは話さないか。
決めることに対するやりやすさに大なり小なりの違いはあれど、私たちの生活は選択の連続です。もちろんそれは仕事も同じ。
長い時間軸で見たときには、自分はどうなりたいか、何をしたいのか。
こうしたことも選択の一つですね。
その場その場の判断で日常は進みますが、その場その場の判断には「自分がどうなりたいか、何をしたいのか」に対する決定が大きく影響します。

これは当たり前ですが、とても大切。というより、当たり前のことがとても大切なんです。

つまりはゴールから逆算して今何をすべきかを考える、という至極当たり前のことが意外と実行に移すのが難しかったりもします。
その最もな原因は「決めていない」ということ。白黒はっきりつけられる形での選択が重要なのですが、失敗する、うまくいかないということに対する耐性がついていない場合は、決めるべきことを曖昧にする。
そうすると、良かったことも悪かったことも全体的にもやがかかるので、なんのこっちゃ分らなくなる。

決めることを大きく分けると2つの種類に分かれます。
やることを決める
やらないことを決める

やることを決める場合、簡単にいうとタスクが一つ増えることになりますよね。そうすると、そこに新たな時間と労力が必要になります。その時間と労力が捻出できる場合は問題ありません。
やらないことを決める場合、基本的にはタスクの量は減ります。そうすると時間と労力の注げる余裕がわずかに出てくる。

お分かりですね。
やることを決める場合は同時にやらないことを決めた方がよい。なぜなら私たちの選択は半ば無意識にとられているものが多いので、簡単に言えば無駄なことをしている場合が多いから。
この場合の「無駄」とは意図的にコントロールされていない選択のため、経験値として積みあがらない選択のことを指します。

決めたことはやればいいだけ。やらなければいいだけ。

多くの場合、この決めるということに心血を注ぎすぎてしまう傾向があります。なるべく意味のあること、正解に近いことをするためにリサーチしたり、話を聞いたり、迷ったり。
決めるってけっこうストレスのかかる作業なんですよね。
でも、実はこれって意味や正解を求めるが故、決めるということに対するハードルを勝手に上げている面もあるんです。
そして、実際には決めてからの実行の方が極めて重要。
選択に確実な行動が伴えば、その選択をある程度正しくすることが可能だからです。

前回のnoteでも、自身の経験に裏付けされないと納得がいきにくいという話をしました。
結局その決めたことに対して納得がいくかどうかは、その後の行動によって蓄積される経験次第だということなんですね。

それを見落としてしまうと、選択の是非だけにフィーチャーしてしまう。
正しい選択ができなかったから悪いになる。
もちろん、そういう場合もありますが、その選択を正しいものにするだけの努力をしましたか?という問いをぜひ持ってもらいたい。

それがないと、「決める」という言葉の意味が自身にとって非常に脆弱なものになってしまいます。何かを決めるということは、他の選択肢を一旦は捨てることです。非常に力強い心の働きなんですね。
ただ「決めたことを守らない」を繰り返してしまえば、「決める」というパワーワードが何ら自身にとって重要性の高くない言葉に落ちぶれてしまう。

あなたにとって「決める」という言葉の意味合いはどんなですか?
意味に幅はあるものですが、ここぞという時の決定ができるようになりましょう。


ちなみに私の話をすると、就労支援事業の一環でハウスクリーニングをやると決めてから、知人を頼って修行先を探しました。今思えば忙しい時期や現場によくわからん奴が修行に来る(教えなければならない)なんてめんどくさいですよね。
しかも、短期間でやめる前提。
どこも相手してくれない中、ジモティーで知り合った業者さんが一回話ししましょうか?と言ってくれたので、その日のうちに会いにいきました。
喫茶店で、「こんなことやりたいんです!だから、ハウスクリーニングの仕事を知りたいんです!でも、すぐ辞めたいんです!」って熱弁したら、「面白そうな取り組みやね。要は事業所がオープンするまでの間、修行したいってことでしょ。いいよ」と。

うおー!!!
ここから療法士をやりながらハウスクリーニング業者での修行生活が始まり、エアコンクリーニングもできるようになれば、午前中は利用者さん宅でリハビリ、夕方戻ってエアコンのリハビリをする生活をしばらくしました。

これ、ハウスクリーニングがやれたらいいな、とかじゃないんですよ。最悪、お掃除業者になってでもいいからやると決めてたんですね。

今週、他の区の方がうちの取り組みを聞きたいということで、視察に来ていただきました。
「お掃除のノウハウがあったんですか?」と聞かれましたが「ありません。やり始めてから身につけました」とお答えしました。
もちろん、ほぼ毎日youtubeでお掃除動画を見まくり、自宅で実験しまくりましたよ。でも、方法なんて決めてから行動すればいくらでも身につけられるもんです。

来月もすでに月の半分以上が現場で埋まりそうです。
そうです、私は理学療法士です。

次回のテーマ・・・・
決められない。

本日はこの辺で途中下車します。

それでは、また明日。






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