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山田亮ニュースレター009号『ハーグ王立音楽院のオープンキャンパスとマウリッツハウス美術館』
山田亮ニュースレター009号『ハーグ王立音楽院のオープンキャンパスとマウリッツハウス美術館』
2024年12月6日(金)
先週はハーグ王立音楽院のオープンキャンパスに出かけてきました。
この大学にはジャズ科もあります。そこで Wolfert Brederode 教授の体験レッスンを受けました。彼は世界的に有名なECMというレーベルからCDも出しているピアニスト/作曲家。
こちらが Wolfert Brederode さんの映像です。
古いジャズスタンダードを持っていき、一緒に演奏したりアドバイスをもらったりしました。「自分のジャズの曲を書きなよ」とか「メロディをもっとハーモナイズしてみたら」というアドバイスをもらいました。確かにそれらは僕の苦手分野なのです。確かに、という感じでした。
いろいろ回りたかったですが、子供もいたのでその他には古楽のアンサンブルを聴いただけでその場を後にしました。古楽とはバッハ以前の古い音楽を指すことが多いです。オランダは古楽の研究でも有名です。
アンサンブルではリュートという古いギターのような楽器が演奏されていました。楽器の先が少し曲がっているのが特徴的です。デリケートで温かい響きがしました。
こちらはリュートの演奏の一例。
その後、ハーグの街を歩いていたら子供がトイレに行きたいと言ったのでマウリッツハウス美術館に行きました。
真珠の首飾りの少女の絵があるので有名な美術館です。
日本と違ってなかなか街にトイレがないので美術館はとてもありがたい存在。基本的には入場料がかかりますが、うちはオランダのいろいろな美術館で使える年間パスを買っているので気軽に入れます。
とはいえトイレだけして出てくるのは申し訳ないと思っていたら、子供向けにゲームブックをくれたのでノリノリで全館を回ったのでした。絵を探す指示があって、その絵にまつわる簡単なゲームをします。そのうちの一つに絵の中の楽器を探すという課題がありました。
こちらの絵です。
楽器がいくつか描いてあるので探していると、子供が「さっき見たやつだ!」と叫びます。よく見ると、画面左側のこちらに背を向けている女性がリュートを持っています。リュートの先の折れ曲がった部分がみえます。面白い偶然でした。
ではまた!
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