山田亮ニュースレター011号『シンタクラースと花火』
山田亮ニュースレター011号『シンタクラースと花火』
2025年1月10日(金)
ニュースレター、年末年始は勝手におやすみしてしまってすいません。またぼちぼちスタートしていきますね。
オランダのクリスマスについて少し書きます。
オランダにはシンタクラースという文化があります。「サンタクロース」でなく、「シンタクラース」です。このシンタクラース、17世紀にアメリカに持ち込まれサンタクラースの元になったといわれています。
シンタクラースは11月の中頃に蒸気船でスペインからオランダにやってきます。船に乗ったシンタクラースを迎える行事はとても人気で、多くのこどもたちが参加します。
シンタクラースにはピーツと呼ばれる従者がいて、彼らは顔を黒く塗っています。人種差別や奴隷制度を思い起こさせるのでよく問題になります。煙突に入ったから顔が黒いのだと説明されますが、黒人奴隷の歴史と無縁だとは思えません。
靴に人参と手紙を入れておくと、12月5日の晩には子供のイニシャルのチョコレートなどプレゼントがもらえます。人参はシンタクラースの乗っている馬のためのものです。
そして12月6日にはシンタクラースはスペインへ帰っていき、今度はサンタクロースの季節となります。オランダは25日と26日の2日間クリスマスを祝います。それぞれの日に別の聖人を祝うのだそうです。
そして年末は花火がすごいです。個人が打ち上げ花火を買って打ち上げるのですが、人生で見たことがないほどの打ち上げ花火に囲まれます。音がすごいので嫌う人もいますが、僕は夢のような光景だと思います。
ではまた!
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