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「100分de名著」のテキストはコスパ抜群の知識投資


「名著は読んだほうがいいってわかってるけど、読む時間がない、、」
「正直、難解すぎるって、、」

そんなことを感じたことはありませんか?

そんな人にとって、最高のツールがあります。
それが「100分de名著」のテキストです。
こんなやつ。↓


このシリーズがめちゃくちゃよかったので、
みなさんにも、ぜひ読んでほしいと思ってこの記事を書いています。

特に、こんな方にはおすすめです。

・仕事、育児で忙しく読書時間が取れない人
・名著に挑戦したけど、難しくて挫折した人
・とりあえず名著の本質をサクッと知りたい人
・何か学びたいけど、何から始めたらいいかわからない人

とは言え、現代人はみんな読んだ方がいいと思うので最後までぜひ読んでみてくださいね。


このシリーズを知ったきっかけ

Xで規格外さんの紹介ポストを見て、
瞬時に「これは買うしかないな」と
即座にAmazonでポチっていました。


NHKの「100分de名著」は元々好きな番組であり、ちょこちょこ見たりはしていました。
なので、コンテンツの良さは確信できました。

この「100分de名著」は古今東西のあらゆる名著を100分でわかりやすく紹介してくれているすばらしい番組です。


ですが、忙しい現代人にとって、毎週欠かさず観るのはやっぱり難しいですよね。

現代人には時間がないんです。

「Netflixで今季スタートのアニメ見ないとな」
「ジャルジャルのあのコント久しぶりに見るか」
「ハンター×ハンターが連載再開だと!」

そう、私たちは最高のエンタメに時間を奪われています。時間がいくらあっても足りません。
気づけば、学びの時間が削られているんです。

ましてやお子さんがいるご家庭だと

「保育園にお迎えに行って、ご飯準備して、お風呂入って、絵本読んで、寝る準備して、寝かしつけして、、、寝落ち。気づいたら朝だ、、」

こんな感じではないでしょうか?

それでも、みんな何かを

・学びたい
・成長したい
・変わりたい

そんな気持ちを抱いていませんか?

このテキストは時間がないけど、学びたい。
そんな意欲が高い人に効果バツグンです。

古典的名著を読みたいけど、
難解すぎて断念した、、
でも、もう一度挑戦するぞ!という意欲がある。

そんな方に、ぜひ読んでいただきたいです。


「100分de名著」テキストの魅力

このテキストの何が良いのかと言うと

・難解な本をわかりやすく解説している
名著をやさしく噛み砕いてくれるので、あまり知識がない人でも大筋をつかみやすい。この解説が本当にありがたい。

・手軽に読めるコンパクトさ
1〜2時間あれば読めてしまうので、「とりあえず全体像を知りたい」ときにちょうどいい。

・圧倒的コスパ
1冊600円ほどで、すぐに新しい知識の扉を開けられるのがすばらしい。

やはり、がっつり原著を読むとなると労力も時間もかかります。たとえば、ハイデガーの『存在と時間』のような本を1時間で読了するのは無理ゲーです。何より、深く理解することができません。

でも、

「名著のエッセンスだけでも押さえておきたい」「点と点がつながる体験をしたい」
「飲み会でちょっと語りたい」


そんな欲求もありませんか?

まずはこの「100分de名著」を読み
さらに理解を深める必要があれば、原著を読み込んでいく。そんな流れで、このテキストを利用するのもありだと思います。入門書的な。

これは私の考えですが、深い知識をつけるよりも、まずは「広さ」が大事だと思います。

点と点をつなぎ合わせて、体系化していく。
知のつながりを持たすことで、より深く本質を理解できるようになる。

そして、知識を蓄え「知の武器庫」にどんどん最新の武器を蓄えていくそんなイメージ。

広く知るということは思考の選択肢が増え、
多様な視点で考察できるようになる。
状況にあわせて、あらゆる武器を選択できる。
そんなイメージです。これ強くないですか?

いつまでも「ひのきのぼう」一択では無理ゲーですからね。

そして、広さを学ぶと、ここは深掘りすべきだ
というポイントが自然と浮かび上がってくる。

そういったことから個人的には、
まず、広く学ぶことが大事かと思います。

この「100分de名著」は哲学や文学に加えて、宗教、経済、心理学、歴史、科学、政治など、幅広いジャンルをカバーできます。
ゆえに、広い知識を身につけられるんです。

「知識は点と点をつなげてこそ、価値が出る。」

歴史を知ることで、世界が広がるし、
哲学を学ぶことで、世の中の本質が見えてくる。

そうやって、点をつなげると世界の捉え方が変わってくると思います。解像度が上がる的な。

『100分de名著』のテキストは、そんな”知の点と点”をつなげる最強のツールなんです。


実際に読んでみた感想

私が最初に購入したのは、以下の10冊です。(在庫切れのものはKindle版で揃えました。)

1. ハイデガー『存在と時間』
2. ブルデュー『ディスタンクシオン』
3. ヴァーツラフ・ハヴェル『力なき者たちの力』
4. ヘーゲル『精神現象学』
5. 金子みすゞ詩集
6. 新約聖書・福音書
7. 旧約聖書
8. オルテガ『大衆の反逆』
9. ニーチェ『ツァラトゥストラ』
10. カント『純粋理性批判』


このうち、以下の3冊をすでに読みました。

・ハイデガー「存在と時間」
・ブルデュー「ディスタンクシオン」
・ハヴェル「力なき者たちの力」

なかでも特に良かったのは

ブルデュー『ディスタンクシオン』

構造構築主義、ハビトゥス、界、文化資本…
社会構造(場・フィールド)によって人間の行動が規定される一方、ハビトゥスによってその構造から抜け出せる可能性があるという内容には、読んでいて胸が熱くなるものがありました。

ちなみに、ハビトゥスとは習慣的なものです。
詳しくはぜひ読んでみてください。

この難しそうなテーマを短時間かつ、低コストで大枠を理解できるのが、すばらしいです。
専門家からのわかりやすい解説があるのも本当にありがたいです。

4つの章で構成されているので、時間がない方も毎日、1章づつ読めば4日で読めちゃいます。
どんなにゆっくり読んでも、1章読むのに30分もかからないと思いますよ。


まとめ

忙しい現代だからこそ、サクッと名著のポイントをつかめる「100分de名著」のテキストは
私たちの救世主かもしれません。

「知を纏い、思考を深める。」

これからの時代は思考力が武器になる。
今までもそうだったかも知れないが、
より一層、加速していくと思います。

そして、その考えのもとに描く、

「独創的な世界感」

それこそが人と差別化できるものではないかと
そんなふうに思います。思想的なやつ。

そのために、短時間で知の基盤を築ける
『100分de名著』のテキストは最高に使えるツールです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。知識を武器に、これからの時代を生き抜くために、学び続けることが大切です。

1週間に1冊読めば、1年で約50冊。
知識の積み重ねが、あなたの未来を変えていきます。

1年後、あなたはどうなっていたいですか?

広い知識を身につけ、自分の言葉で語れる人
そんな“独創的な世界観”を持つ人だけが、
これからの時代に生き残れるのだと思います。

その一歩目として、
まずは、1冊読んでみてください。

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