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今でもガンダムってすごいよね、と思った件。

今回はあまり経済とか政治とか関係ない話だが、先日「ガンダムSEED FREEDOM」を観てきた。本当は公開初日に行きたかっただが、当然ながら仕事の予定もあり2月1日に観に行った。

ただ「パンフレットはなくならないうちに購入しておこう」と思ったので公開初日のお昼くらいに劇場に行っただが・・・。

「すいません、通常版パンフレットは売り切れです」ときたもんだ。
「限定盤はまだ在りますがいかがしますか?」と店員さんに言われたのだが値段を聞くと2500円である。通常版は1100円、その差1400円である・・・高い・・・。

仕方なく私はパンフレットを諦めた。ちょっと悔しかったので、せめて今日発売のプラモデル(ライジングフリーダムガンダム)だけ買って帰ろうと思い立ち、同じショッピングモール内にあるジョーシンに向かったのだが・・・。

そこには今まで見たことがない光景があった。ジョーシンはおもちゃ売り場が「キッズランド」と家電と分設されている。そのおもちゃ売り場のレジ列にオジサン(もしくはオニーサン)たちが大行列を作っているのだ。ほとんどの人が、右手に「ライジングフリーダムガンダム」、左手に「イモータルジャスティスガンダム」を抱えている。その光景に驚きと少しの恐怖を感じながらも、私は山積みになっている「ライジングフリーダム」のプラモデルを手に取りレジにて会計をし、そのまま次の仕事場所に向かったのだった。

はっきり言って甘く見ていた。すでに終了してから20年も経っているアニメ映画がそこまで人気とは全く思わなかった。後に新聞で見たのだが、その週の興行収入1位である。大ヒットと言っても差し支えない盛況さだろう。

私自身は所謂「ファーストガンダム世代」である。ガンダムと言えばアムロとシャアである。が、そんな私でも「ガンダムSEED」シリーズは面白かった。最初こそファーストガンダムと重なる部分も多くあったものの、キャラクターのかわいらしさや恋愛要素などで、ファーストガンダムにあった「戦争臭さ」を消し、新しいドラマチックなアニメになっていたように思う。私のような「ファースト世代」は冨野さんが直接かかわっていないことなどもあり「ファースト(宇宙世紀シリーズ)以外はガンダムと認めない」みたいな人もいるのだが、面白いものは面白いし、何よりいまだに「ガンダム」の人気が衰えないのも「SEEDシリーズ」の貢献は非常に大きいはずだ。

その証拠に、私はほぼすべてのガンダムシリーズを視聴しているが「ガンダムシリーズで一番かっこいいと思ったシーンは?」と聞かれれば、私はキラヤマトのフリーダムガンダムが最初に登場したシーンを選ぶ。
一番好きなシーンはまた別なのだが、あのフリーダムの登場シーンに勝るかっこいいシーンはない。(あくまで個人の感想です)

と、いうわけで色々書いたが、結論新作映画も面白かった。いい意味で「ガンダムSEED」らしかった。変に凝ってモヤモヤした終わりではないので、鑑賞後の爽快感もよかった。多くの人が鑑賞後にプラモデルを思わず買ってしまうわけである。

まだ観ていない人もいるでしょうから、ここでは内容には触れませんが、昔ガンダムSEEDを観ていた人は是非観に行くことをお勧めします。

あ、先述最もかっこいいシーンでフリーダムガンダムの初登場をかいたが、同じくらいかっこいいと思うシーンも宇宙世紀シリーズにあった。Zガンダム最後の戦いで、シロッコのジオとハマーンのキュベレイとの戦いの中、大ピンチになりながらも「まだだ、まだ終わらんよ」と叫ぶクワトロ・バジーナである。

他にも「新しい時代を作るのは老人ではない」など、クワトロ時代のシャアはかっこいいセリフが多いと思う。私はシャア・アズナブルよりもクワトロ・バジーナの方が好きだ。カミーユにぶん殴られて「これが若さか・・・」と涙を流しながら吹っ飛ぶ姿も泣ける。ある程度歳を取るとその良さがわかってくる名場面である。

今の国会でも「新しい時代を作るのは老人ではない!」と叫ぶ若手議員さんが現れてもいいんじゃないかな、と思う。そして「これが若さか・・・」と言いながら次期総裁にその若手議員を推薦する。そんな場面が現実になっても、そろそろいいんじゃない?

若い世代が時代を作っていくのは、当たり前のことだしね。

今日はここまで。

引き続き、どうぞよろしく!

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