夏のiOSアプリアイコン調査会
2020年8月1日に気象庁から「関東甲信地方の梅雨明け」が宣言されました。統計開始以来、同じ3番目に遅いそうです。これまで 秋のiOSアプリアイコン調査会、冬のiOSアプリアイコン調査会、春のiOSアプリアイコン調査会 とやってきてシリーズ第4回の四季最後「夏」のアプリアイコンを調査してみました!
海
砂浜と海は画面を大胆に分割することになるので、色味をぱきっとさせると既存ロゴの視認性が悪くなります。青色を控え目な色味にしたり、色を入れずに波の輪郭にすることで対応していました。海単体だとどの季節でも見れるただの風景なので何かプラスアルファでモチーフを入れたくなりますね。
花火
花火はシェイプが細かいので既存アイコンが細身の場合は使うのが難しいですが、太さがある場合は控えめに入れることで夏らしさを効果的に演出できます。夜空を示す寒色系と合わせて使うことが望ましいですが、既存アイコンが寒色系でない場合は花火を表現することが難しくなります。
ひまわり
バラは本数別で花言葉の意味が変わることで有名ですが、ひまわりも本数別で意味が異なります。3本は「愛の告白」7本「秘かな愛」。ちなみにiOSのデフォルト写真アプリのアイコンはその昔ひまわり1本でした。花言葉は「一目惚れ」。
スイカ
赤と緑の大胆な配色と円弧のシェイプがアイコンのような小さな場所で使ってもわかりやすいです。今回の調査では見つけられませんでしたが、緑と黒のスイカ柄パターンもありそうな気がしますね。
その他
その他では「夜空」と「南国の草木」を使ったアイコンを見つけました。アオイゼミのアイコンは今年の春ごろリニューアルされたのですが、今回の背景夜空で三角形ロゴが透過であることを気がつき衝撃でした。
まとめ
夏のアイコンを調査しました。夏は「海」一強になるのかなと思いましたが意外にもばらつきがあり、これも外出自粛の流れを汲んでその他のモチーフに流れた結果かもしれません。季節のアイコンはHIG的にグレーですが、取り入れる場合は「ユーザーに愛着を持ってサービスが使ってもらう」ということを念頭にモチーフも取り入れを検討しましょう。
今回紹介したアプリ
LUCURA / Powl / TRILL / ブクログ / じゃらん / minne / アオイゼミ / モバオク / ママリ / ポケ森 / MAMADAYS / チケジャム / wakumo