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『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』を読んだ

最近、転職活動を始めたので、初めての面接前に読んでみました。

理由としては、面接への苦手意識が大きかったからです。

自分に自信がなく、実力よりも低く見られたい、期待を裏切りたくない、という思いが強かったのです。

ですが、読んだ後、読む前より格段に面接への苦手意識がなくなりました。無事、受かることもできました。

ぜひ、「自分に自信がない」「期待されたくない」そういう人に読んでほしいです。

学べること

「林先生が驚く初耳学!」でも紹介されているほどなので、すでにご存知の方も多いのではないでしょうか。

内容としては大きく3つに分かれます。

・「勘違いされる力」とは?
・勘違いされることによる影響
・勘違いされる力の付け方

タイトルからもわかるように、「勘違いされる力」についての本です。

また、学べることとしては大きく二つです。

・より良い人生にする方法
・間違ったものを信じない方法

「より良い人生にする方法」がわかる、というのは、タイトルからもわかると思います。

ですが、それと同じく大事なこととして、「間違ったものを信じない方法」がわかります。

錯覚資産を使って人を騙す人は、たくさんいる。

錯覚資産:勘違いさせる力

例えば、尊敬している「Aさん」がいて、その人が言うことは全て正しい、と思っているとする。

ある日、AさんがSNS上で発言したことが、批判され炎上した。多くの批判が集まっているが、Aさんが言っていることなんだから正しいと信じている。

しかし、本当に正しいのか?

もし、自分の嫌いな人が同じ発言をしても、正しいと思えるのか?

この本を読めば、この例えについて改めて考えさせられるし、さらにAさんについても本当に信頼すべき人なのか、と疑問を持つようになると思います。

ぜひ、この本を読んで、「勘違いしない力」も学んでみてください。

・絵や図が多い
・質疑応答形式
・大事なところは太字
本に慣れていない人でも読みやすいですよ。

読む前後で変化したこと

読む前は自分に自信がなく、実力よりも低く見られたいと思ってきたわたし。

しかし、本内のある言葉を読んで、少しだけ考え方が変わりました。

自分だけは、できるだけ錯覚資産を使わずに行きていくのもいい。しかし、それをするなら、人生がうまくいかなくなることを覚悟しなければならない

つまり、同じ実力だったとしても、他人に良く見られている人の方が、圧倒的に良い人生を送れるということです。理由については、読み進めるごとにわかっていきます。

そりゃ誰でも、より良い人生にしたいですよね。

わたしは今まで、実力より低く見られている方が楽だと思っていました。でも、もしかしたら損をしていたのかもしれないのです。

早速、転職の面接に、いつもより強気に挑んでみました。

自分ひとりでやり遂げたものでなければ、実績として言えませんでした。でも今回は、自信満々に言ってみました。

自分より得意な人がいれば、「得意」じゃなく「できる」と言っていました。でも今回は、「得意」と言ってみました。

それが響いたのかはわからないけど、内定をいただくことができました。

面接への苦手意識も少しなくなった気がします。まだまだ小さな一歩だけど、少し成長したのかな、と思います。

ぜひ読んでみてほしい

この本を読めばすぐに実践できるか、というと難しいと思います。

なぜなら、今までの人生での価値観を変えるようなことが書かれているから。

でも、ぜひ一度読んでみてほしいです。

自分に自信がない人は、これを読んで必ず何かが良い意味で変わると思います。

同じ努力でも、実力より良く見られることで、何倍も望むものが得られるとしたら、どっちの方がいいですか?

おのずと答えが出てくると思います。



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たき さら
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