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「With Love」は何故ここまで心を動かすのか
どうも。奢侈(しゃし)です。
今回は、前回に引き続きデレマスの話をさせていただきます。
前回のnote↓
With Love とは?
今回は主にデレマスの楽曲、「With Love」についてお話していこうと思うのですが、まずはこの曲の紹介から。
この楽曲は”アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ”内のイベントにて登場。イベントでは結婚式場のCM、タイアップ曲の為に5人のメンバーが集められ物語が進行していく。
このように、「結婚」をテーマとした応援楽曲として仕上がっているのが、With Loveという楽曲です。
MVも結婚式場が舞台となっていたり、ウェディングドレスのような専用衣装も存在する。
良さ1 ”結婚”というテーマ
これが僕の中での感動ポイント7割を占めています。
調べてみると、どうやらモバマスなどでウェディングドレスを着ている絵のあるキャラクターがいるらしく、前々から「結婚」というテーマは使われていたようだ。
ただ当時この楽曲が発表されたとき、僕はまだまだ新参者だったためそんなことがあったなど露知らずこの楽曲と出逢ってしまった。
ファーストインプレッションは特に何か思ったわけでもなく「サビのメロディ神~」とか考えながらイベント周回を行っていたが、MVを観た瞬間その無味乾燥な感想はあっという間に消え去った。
結婚ってどゆこと???????ん???????
MVを観るまで、結婚について考える(妄想)暇も無く譜面を叩き続けていたが、考える時間が出来た途端にこれだ。脳みそがバグってしまった。
そうなってしまうのも無理はない。このコンテンツにおいて、今まで結婚してアイドルを引退した、男性(P以外)が存在している、結婚願望がある、みたいな描写を見たことが無かった。つまりは、二次元においての結婚という文化を意識させられたことが初めてだったのである。
完全にリアルの世界と二次元の世界を分断してした僕にとって、それはバグを引き起こすには十分すぎた。
このまま彼女らが容姿も年齢も立場も変わらずにアイドル活動をしていくことが当たり前だと思っていた。そんな浅薄な思考が僕をいつの間にか蝕んでいた。
刹那、僕は涙が溢れてきた。ごく少量のものだが、僕の心に根を張っていた偶像にメスを入れるには、これもまた十分すぎたのだ。
こんな感じで「結婚」を通して、アイドルたちが必ずしも不変の存在ではないという思考を得ることができた。恐らく高校一年の僕には少し刺激が強かったらしく、今でも鮮明に覚えている。悲しくも、一歩成長できた良い経験だと思う。
屋外でのダンス。ここで左手の薬指を指さすダンスがあり、高1の幼き感情はここで壊れてしまった。
良さ2 かわいい
急な語彙力低下にはどうか目を瞑って頂きたい。ここまで自分語りが過ぎてしまったのでこの曲の良さをちゃんと書いていこうと思う。
MVの完成度は言うまでもないだろう。この楽曲の特別衣装は有償ジュエルで買えるらしいが金欠だったので断念。ウェディングドレスっぽく衣装の色合いを変えたモノで代用させてもらった。
前述にもある通り、この楽曲のダンスには結婚を意識したダンスが存在するので是非その眼で確かめてみてほしい。
カメラワークが個人的にはめちゃんこ良かったポイント。個人を抜いたカメラの動きがかなり好き。
「ケンカして心離れそうな日は~」の部分の少し暗めな教会も上手く味が出ていて最高でした。
ゲーム内で聴けるバージョンとCDや配信で聴ける「M@STER VERSION」は歌うパートが異なっていたり、ラスサビ前の盛り上げがとんでもないことになっているので是非聞き比べて楽しんでみてほしい。
さいごに
With Loveの良さ、少しでも伝わったでしょうか。
二次元アイドルに閉じこもっていた僕にとって一番のターニングポイントとなったこの楽曲、是非皆さんなりの解釈でも楽しんでもらいたいと思います。
それでは。
衣装が似合いすぎている大槻 唯を投下して終わりたいと思います......