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《WSOP 2024》メインイベント闘争記 Day2〜5【#93】
ベガス DAY19: MAIN EVENT DAY1B
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Main Event Day1 Bにエントリーし、PM23:30頃までプレー。2時間ブラインドを存分たのしむ。
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A,Bを通過した日本人の中でも4番目のチップ量なので悪くない。特段大きいポットを取ったわけではなく、丁寧に集中してプレーをし、ほとんどポットを落とすことなくコツコツとスタックを積み上げていった。事故への嗅覚だけは神経質になりすぎるくらい働かせながら。
Day2は日曜日の正午から。それまではポーカーを休んで、英気を溜めつつ、溜まってる仕事をさばいていく。
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昼頃に後輩から連絡をもらい、ドライブがてら車を走らせてラーメンエビスへ。
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冷やし坦々麺を美味しくいただく。帰り際にヨーグルトランドでフローズンヨーグルト。結局プレーンが一番美味しい。
帰ってから、仕事を進めて、10時間以上寝る。
ベガス DAY20: Wynn NLH Classic
AM4に目が覚めて、仕事。AM7に皆さん起きてきたので、朝食ソーセージエッグマフィン。2,000円、味は200円。部屋に戻って仕事再開。
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PM12。ホースシューを出て、徒歩でウィンまで歩く。信じられないくらい茹だる気温。死人が出てもおかしくない。30分ほど歩いてカジノに到着。いきなりキンキンに冷えた室内に。あまりの寒暖差に怖いくらいの頭痛が発生。
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ラスベガスで暴れ回っているNが今日も(ほぼ)フルステーキングをしてくれたので、$1,100出しのトナメにエントリー。結果だけいうと、
AKs << KQo
JJ << 10,10
実質この2ハンドだけで死亡。70%と82%という圧倒的フェイバリットを二連で食らう。こんなの誰がやっても結果は同じ。
ちょうど同じタイミングで御大も飛んだので、ヨーグルトランドへ。
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プレーン味が美味すぎて永遠に食べてられる。脳天をつく冷たさと美味さ。
そのまま車を2時間ほど走らせてラスベガスのトンカツの名店「とんとん」に来訪。
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日本で食べるより美味いか?と思えるレベルのクオリティ。スタッフも全員日本人。感動。滞在中必ず一回は訪れたいと思える店。
ベガス DAY21: MAIN EVENT DAY2ABC
【グロ動画注意】
— 田口尚平/ Taguchi Shohei (@shohei_taguchi) July 7, 2024
WSOPメイン
予 選 最 終 ハ ンド
A A vs A K pic.twitter.com/aMV1OX9hak
エグい。でもポーカーなんて最終的には「誰が一番運いいんですか〜」選手権だから仕方なし。僕の昨日のWynnのトナメがまさにそれ。
AM6頃にIHOPルーティン。サンドウィッチ。
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部屋に戻ってDay2開始まで仕事。
PM12になり、会場のパリスへ。
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着席するなり、自分の対面にポーカー御大Phil Hellmuthが。いきなりファーストポットで洗礼を食らう。
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が、しばらくしてフィルとヘッズ。7,7でオープン、フィルの3Betにコールして、フロップで7が刺さる。フィルのダブルバレルにターンでジャム。わりと少考で、「お前相手には降りれんわ」とA,Qのトップヒットでコールもらう。それでフィルを飛ばして、一生の思い出になった。終始テーブルを盛り上げてくれていい人だった。
その後、20万点まで増やしたところで、ホースシューへテーブルチェンジ。周囲に名の知れた日本人プレイヤーたちを何人か視認。
ホースシューに移ってきてから、プレイヤーレベルも上がり、なかなか苦しい展開が続いて、ジリジリと減らす。タイミング悪くライト3すると必ず4ベットが返ってくるような。
ニュープレイヤーのオープンに一人コール入ってる状態で、BTNから9,9で3ベット。間髪入れずにSBが4ベットジャム。「まーたタイミング悪いわー」と頭を抱えたものの、デッドマネーを鑑みた上でギリオッズコールだと思い、頼むからAK、AQであれと願い、AK。
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そのまま抜けて6万点ほど加算。絶好のタイミング。我慢してディフェンスしてれば好機は訪れる。
レベル9になり、またまたテーブル移動。見た目は悪いテーブル引いたか?と思ったものの、プレーしてみたらなかなかに良い。結局スルスルとスタックを伸ばし、345,500点でDay2を抜ける。
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木原さんに次ぐ日本人2位の位置につけているので、まずはインマネまで走り抜けたい。とにかく今日のハイライトはフィルを飛ばしたこと。一生の思い出になった。
ベガス DAY22: ポーカーの合間に本を作る
数年前に読んで感銘を受けたデイヴィッド・ブルックスの『あなたの人生の科学』の続編(?)の『あなたの人生の意味』を読了。アメリカの歴史に名を刻む重要人物たちの人生と道徳原理を読み解きつつ、現代に必要とされる生き方の指針を探る書。やや精神世界に近すぎている嫌いがあり、前著ほど得られるインスピレーションは正直少なかった。
アイダ・アイゼンハワーは、愉快で心温かい人ではあったが、少しでも堕落につながり得ることに関しては、とても厳しかった。彼女は家族が、家の中で踊ることも、カードゲームで遊ぶことも、飲酒をすることも固く禁じた。いずれも罪とのつながりが深く、人を堕落させる力が強いと思っていたからだ。人間の自制心というのは筋肉と同じで、常にはたらかせていると簡単に疲弊する。堕落しないようにしばらくの間なら闘うことができるが長くはもたない。それよりは、はじめから闘わないで済む状況に自分を置く方が賢明というわけだ。
自制心は筋肉に似ている。一日のうちに自制心を必要とする場面が数多くあると、自制心は疲れてしまう。そのため、夜になると、十分な自制心を発揮できないこともある。だが、愛は自制心とは違う。愛すれば愛するほど、さらに愛することができるようになる。子供が一人いる人は、二人目、三人目の子供が生まれた時、最初の子への愛情が減るわけではない。自分の住む町を愛する人は、自分の国をその分だけ愛さなくなるわけではない。愛は愛によって大きくなる。
朝に市座の朝定を食べ納め、ホテルに戻ってから打ち合わせのための資料読み込み。PM6から出版社との打ち合わせ。日本に帰ったらラスベガスの日々から反転して、しばらくはまた本作りに時間も精神もオールインしなくてはならない。
打ち合わせを終えて、Oodle Noodle。
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明日から同室の二人が日本へ帰国してもらうので、自分は再びじぇいそるさん宅にお世話になることに。その鍵を受け取るためにシーザースパレス。明日は早朝にホテルを出るため、早め就寝。
ベガス DAY23: MAIN EVENT DAY3
AM4にホテルをチェックアウトし、Jさん宅にMove in。ベッドに入るも、寝れずに時間を迎える。辛ラーメンを胃に収めて、ホースシューへ。
物をなくし続けて、最後のパーカーも紛失したことに気づく。病気。もう着るものがない。インマネしたらaloで買おう。
シートドローのメンツを一応参照して確認。日本人のトモオーノさんと同卓。見渡して賞金が多いのは彼くらい。まあ気負わずいつも通りのプレーを心がける。
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結局、終始10時間マイケル・ワンと殴り合い続ける。
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レベル14でハンドが入らなさすぎて一度しかオープンできず。雲行き怪しくなったが、最終レベルでやや盛り返して、75万点でラップアップ。今日もスタックを倍増させることができた。結局ギリギリでインマネは決まらず。
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フラフラだったものの、みんなで居酒屋GOへ。ビールを二杯飲んで倒れ込む。
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ベガス DAY24: MAIN EVENT DAY4
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