一ヶ月フィリピン滞在を終えて、NIPPON SERIES TOKYOへ 【#101】
基本的に人間の能力に大差はないと思う。ざっくり1割の天才と、1割のアホはいると思う。残りの8割は同じレベルの能力。差を分けるのは、自分で習慣をつくり、それを継続できるかどうか。ただ、それだけだと思う。
お好み焼きを作る原料。豚肉、ソース、青のり。すべて1kgで統一したとき、一番高価なのは「青のり」だという。よくよく考えばそうだとして、反直観的な答えはなかなかに示唆深い。家族にせよ仕事にせよ、恋愛にせよ、自分にとって当たり前で過小評価してるものこそ、秘めた本当の価値があったりする。
『MONSTER』ついに全74話感想。Netflixで本気の映像実写化してほしい。この作品がたくさんの想像力の織り糸から成り立っているように、この作品も、おそらく以後のあらゆる作品に想像力のオマージュをされてきたのだろう。この緻密な作品設定、作者の頭の中はどんな脳みそになっているのか。
『Desgining』にて執筆した記事が公開。制作会社の生き残りのためのビジョン、戦略・戦術に正解はない。UNITBASEのあり方は、規模拡大を目指すより、サステナブルに健康的に会社が継続する上で有効な考え方だと思った。
取材のため、朝に起床。猛烈な腹痛を抱えつつ、途中トイレ退席させてもらい、何とか乗り切る。
腹が痛すぎて何も手につかないので、横たわりながらただ『岡田を追え!!』の過去動画を頭を空っぽにして垂れ流すだけの肉体。
『ひっくり返す人類学』を読了。
世界のいろんなモール行ってるけど、モールオブアジアはちょっと次元が違って、信じられないくらいデカい。グローバル資本主義の行き着いた先。さらに何がすごいって、平日なのにしっかり人が入ってること。ここにいると、労働人口こそが経済的正義ってのをヒシヒシと感じるな。
フィリピンのラーメン屋は日本よりオシャレだけど、当然のように日本より価格が高い。数年後、日本とフィリピンであらゆる事柄の立場が逆転しているシナリオが鮮明に思い浮かぶ。
帰りのGrabで腹痛が再燃。歳をとるごとに健康がしっかりと蝕まれている。
今日も安定の腹痛で起床。
そのまま、オカダマニラに。
今日から開幕のMegastackにエントリーするものの、良いところなく飛び。帰りがけに手持ちのペソをすべて円に交換。
ホテルに戻って再校ゲラの確認。夜は最後の晩餐に通い詰めたホテル下のサムギョプサル屋。その後、テッペンまでホテル飲み。
翌日AM9に起床。帰りの支度。チェックアウトを済ませて空港まで。ホテルが徒歩圏内にあるのがこんなにもありがたいことなのか。ラーメン凪を食べ納めて、フライトチェックイン。
機内でまずは『火垂るの墓』をみる。最近海外向けに配信が始まったようで、Xのタイムラインでアメリカ人の方が書いた素晴らしいレビューを見かけていた。
その後、前日から読みかけだった韓国文学『アーモンド』を読了。
小説を読み進める読み心地というか疾走感は金城一紀さんの『GO』のそれに近しいものがあってかなり好み。ちょうどNetflixで『MONSTER』を完走したばかりだったから、人間の業というか怪物性みたいなテーマ性もシンクロして一気読み。
長旅を終えて、無事に帰宅。すぐに泥のように眠る。
「その日その日は必死に生きていて...」の集積が、今日という日の「歳をとるのは早いね」だとしたら、その日その日である「今日より若い日はない」という格言に見て見ぬ振りをして過ごせなくなりつつある、三十路半ばなのであった。
“自責”を突き詰められる人の物語によって、歴史は駆動されてきたのかと思うと、いろいろと合点がいくことが多い。これもまた、非合理の先の合理の実例の一つ。
1ヶ月マニラからの、大崎・サミー本社へGO。
NSほぼ皆勤賞のため、スタッフ陣含めほぼみんな顔馴染みの同窓会状態。長蛇のウェイティングを経て、メインイベントDay1 A。
小籔さんと隣同士で同卓。AK >> JJでぶつかり、KKで飛ばしてしまう。その直後入ったAA、相手のブラフ気味な5BetオールインにスナコしてKQoが出てきたものの、リバーでしっかり1枚フラッシュ。取れてたらチップリーダーだったのに残念。徳が足りない。
しかし、嫌というほど知ってるようにNIPPON SERIESメインイベントには魔物が棲んでいる。最後はQQ << KKで飛び。いつも同じパターン。
朝イチで見たさらばの馬狼企画の第二弾。最近で一番笑ったかもしれない。無計画から発生する奇跡の展開。
『百冊で耕す』読了。
外出時、財布を紛失していることに気づく。とりあえず、昨日昼食を食べたラーメン屋に行ってみたところ、首尾よく見つかる。六厘舎でつけ麺を食べ、再び魔界へ。珍しくショータさんがステーキングしてくれたので、走るしかない。
ブレーク。喫煙所で小籔さんと談笑。すっかり顔を覚えてもらったようだ。ブレーク明けて、テーブルチェンジ。まさかの木原さん、パトリックと同卓。なかなかないので、ワクワク。
今日も昨日とまったく同じステップを踏む。中盤までグングンチップを伸ばして、上位5位をキープ。最終盤になり、ガクンガクンと減らす。最後はピョコタンさんと同卓。
それでも何とか執念でDay2へ。二日連続のバブバブというナイトメアだけは避けた。それにしても、小籔さんは謙虚でナイスガイだ。一緒にDay2に行けて嬉しい。今日も終電前に帰宅。
ポーカーでよく聞く「頻度」や「乱数」という言葉は、興味深いし、哲学的に検討の余地があると思う。人はそもそも有限の乱数を生きている。その中、極限まで細分化された自由意志の主として、今この瞬間を生きている。ポーカーにおける各ストリート、各アクションは、それを明示的に自覚させてくれる。
来年くらい、暇になってやることなくなったら『ポーカーの哲学』というお題で、哲学、確率、人生訓をテーマに本とか書いてみたい。
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