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荒波に参加後また今日から頑張るためのnote

このnoteは3部構成になっています
1.  荒波を終えての感想
2.  荒波で習得した価値観
3.  荒波での思い出

「2. 荒波で習得した価値観」は特に今後荒波に参加を検討している方向けです!


■ 荒波について

荒波はSkyland Venturesが主催する3週間のインキュベーションプログラムです。0から起業体験を行い、3週間でユニコーンになるアイデアを考え熱狂的なユーザー10人を獲得する事を目指します。東京以外からも名古屋・京都・九州などから多くの学生が集まっていました。

■ 荒波を終えての感想(373文字)

もうとにかく良い経験になりましたし、こんなに自分は何もできないものかと痛感する機会になりました。

3週間どうだったか振り返ってみると、およそ何も上手くいってなかったことを改めて感じます。僕のチームのもう1人のメンバーは本当に頭のネジが飛んでいるポジティブネキで、彼女がいなかったら最終ピッチできてなかった可能性もありました。彼女には本当に感謝しています!

ただ次につながる学びと経験に溢れた3週間でした。これから先は1人で荒波に参加している気分で頑張ろう、頑張らないとやばい。これから先何もできない。

次のチャプターに、僕が荒波に参加して得た価値観を書いています。たった3週間で何か能力が大きく成長することはないかもしれませんが、価値観は十分に習得できます。僕がまだ参加したことない方に荒波を勧める理由は、この価値観を自分の中に植え付けられるからです。

■ 荒波で習得した価値観(1312文字)

① ピッチはトラクション

トラクション:顧客数やアクティブユーザー数の増加率など、そのスタートアップやサービスの成長を予期させる進捗や勢い

STARTUP BOARD - 用語解説

要するに事業が上手くいく可能性を示す数字、事実、検証結果だと僕は解釈しています。

僕は相手の頭の中をイメージしてスライドと発表を作れる自信があったので、事業のアイデアさえ固まればピッチを作るなんて簡単な話だと思っていましたが大間違いでした。

荒波のメンターであるSVの中村さんはとにかくトラクションを詰めてきます。もうとにかくトラクション。トラクション以外見てないまであります。

僕は荒波に来るまで「トラクション」の意味を知りませんでしたし、そういう人は少なくないはずです。事業においてトラクションを詰める必要性、質問に考えではなく、事例と検証で答えることの重要性を覚えました。

② なるべく早くダメだしをもらうこと

「このアイデアでいけそう!」「良い感じにスライド出来てきた!」と思っても、壁打ちをすればほぼ100%ダメ出しを食らいます。荒波のメンターは本当に容赦がないので、途中から何となく壁打ちを避けようとする気持ちが出てきてしまいがちですが、絶対にダメ出しは早めにもらった方が良いです。

考えれば当たり前のことで、学生vs数千万円の投資検討を毎日行っているVCの勝負で学生が勝てるわけないです。自分が何もできないことを素直に認めて、早めに軌道修正した方が自分のためになります。

もちろんSkylandも単にダメ出しをいうだけなんてことはなく、本気で向かい合ってアドバイスをしてくれます。とにかくメモして吸収して次のダメ出しに備えるべきです。

③ 自分がやりたいことベースで考えない

僕は普段住んでいる福岡では、行政や企業の主催するビジコンやインキュベーションプログラムがいくつか開催されており、あくまで僕の肌感ですが、挑戦する学生のやりたいことを応援しようというどこか温かさを感じます。

しかし荒波にそんな温かさは存在しません。「自分はこういうことがやりたい」「自分の興味分野はこれ」そんな自己主張は全く評価されず、求められるのはやはりトラクションです。

僕のチームも、同じく地方から来ていたもう1つのチームもこの点に苦戦していたように思います。地方が悪いわけではなく、関東圏にも温かさを感じるプログラムはあると思いますが、荒波ではトラクション(ここでは売上の推定値、市場規模など)の出せないアイデアは綺麗に一蹴されました。

④ ユーザーの解像度を上げるのはむずいけど大事

ユーザーの解像度を上げた方が良いなんて、どこかで必ず聞いたことがあるし、言われなくてもわかることですが、実際にやるのがどれだけ難しいか今回の荒波で実感しました。ほんとに難題です。

荒波24冬の最優秀賞をとった方はとにかくユーザーの解像度が高く、その点が審査員の方に非常に評価されていました。

実際にユーザーにサービスを使ってもらって、感想を聞く。ユーザーが求めることに共感して、その欲求を言語化することができる。これを最終ピッチまでに用意できるなんて本当に尊敬します。これを目指す姿勢を持っておけばよかった、。

■ 荒波での思い出(693文字)

上手くいかないことだらけでもポジティブな思い出ばかりです!

なぜか地下アイドルにはまる

推し活関連のサービスを検討していたため、地下アイドル市場調査のためにライブに行ってきました。会場までいやいやだったんですが、ハマって帰ってきました。2000円払ってチェキも取りました。結構大事にしています。

外国人観光客をドンキに案内する

観光客とガイドのマッチングサービスを検討している同期のメンバーがいたんですが、顧客を探すために観光客に話しかけに行くのを相当ためらっていたので一緒に行きました。ほんとは渋谷を案内したかったんですけど、2人とも地方住みで渋谷に何があるのか全く分からず、行く場所はコンビニ・ドンキ・くら寿司から選んでもらいました。

洗い物を押し付けあう

エアビにみんなで泊まって食事もするんですが、食事を食べるだけの人もいれば、食事の準備と洗い物を率先してやってくれる方もいます。僕は誰かが洗い物をしている時、洗い物してなさそうな人をキッチンに連れて行って、「この人が変わりますよ」と声をかけて皿洗いを分担させる係をしていました。

ピッチやばすぎて前日に大爆笑する

ピッチ前日ほんと大丈夫か..って感じの完成度だったんですが、ほんとに大爆笑しながらスライド作成を進めていました。この1時間後、ほんとにやばいことに気付いて僕は明らかにlowテンションになりました。

中村さんにラーメンをおごってもらう

荒波終了後に行ったラーメンです。ダメ出しが厳しく何となく怖そうなSVの中村さんですが、めちゃくちゃ良い人です。荒波に最後まで参加すると中村さんと卓球とダーツをすることができるのでそこもおすすめです。


■ 終わりに

今回僕が荒波に参加できたのはSkyland Venturesのおかげです。エアビで宿泊場所を用意頂き、食事代も一部負担いただきました。本当に感謝しています。九大の他のメンバーにも荒波を激押し+1人荒波をしながらまたNextBaseにお邪魔しますので今後ともよろしくお願いします!

一緒に参加できた同期のメンバーも、キャラの濃いメンバーばかりで多くの刺激を頂きました。またどこかで会う機会があると思います、またお話ししましょう!!!!


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