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アカデミー通信Vol.30

アカデミー通信Vol.30はU15です。担当はU15監督の佐川です。

U15は、10月上旬から11月上旬にかけて、「高円宮杯JFA第36回全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会」の山口県大会・中国地域大会を戦いました。
大会結果をご報告します。

【山口県大会】
10月5日 準々決勝 vs グランザ下松 7−0 勝ち
10月6日 準決勝 vs プラシア山口 5−1 勝ち
10月14日 決勝 vs レノファ山口ウエストFC 2−0 勝ち

山口県大会は3試合戦いましたが、安定した試合運びや集中力を高く保った中で、優勝することができました。
特に決勝のレノファ山口ウエストFCはプログレスリーグで2敗している難しい相手でしたが、1年間こだわってきた球際の戦いで主導権を握る(相手に主導権を握らせない)中で、自分たちが主体性を持ってマイボールの時間を増やしゴールに迫っていくスタイルをピッチ上で体現できた試合となりました。選手の成長を感じた1試合でした。

【中国地域大会】
11月9日 1回戦 vs Jフィールド岡山 2−4 負け

決勝まで進むことができれば(上位2チーム)全国大会出場が決まる中国地域大会。残念ながら1回戦で敗退となりました。
自分たちのリズムを作ることができない中で、ミスも重なり前半のうちに3失点。試合を難しくしてしまいました。
後半はアグレッシブな姿勢を見せ立ち上がりに1点を返すことができたものの、退場者が出て10人での戦いを余儀なくされるなど試合をひっくり返すことはできず、結果的に2-4での敗戦になりました。
試合結果は厳しいものになりましたが、10人になった中でも諦めずに攻撃に出ていった姿勢、自分たちが主導権を持ってボールを前進していくプレーなど、観ている方の心を打つプレーを後半は多く表現してくれたと感じています。
前半から、いかに隙を作らず試合を進めるか、主導権を握り続けるために絶対的な個人の力を身に付けるか、などの課題は次のステージで磨いていってもらいたいと思います。

中国地域大会の結果により、今シーズンの公式戦は終了となりました。
シーズン当初に定めたチーム目標は達成できませんでしたが、様々な経験をする中で一人ひとりが成長した1年だったのではないかと思います。
今、ここがサッカー人生のゴールではないので、成功体験や悔しい経験など、レノファ山口FC U15の活動を通して感じたことを糧にして次のステージで活躍してほしいと切に願っています。
それぞれの進路を歩んでいく3年生16名を今後も応援していただきますようよろしくお願いいたします。
次回はU18スタッフによる投稿となります。


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