ジャンプフェスタ2024 石橋陽彩VS 花江夏樹 棋譜解説 後編
棋譜解説のラストになります。
YouTubeでの公式アーカイブは以下になります。
これまでの記事はこちら。
ターン9 先攻:石橋
手札
1.ミスティック・ディーラー
2.ファイア・ゴーレム
3.イカズチのサンダー
4.セブンスロード・ウィッチ
5.ゴースト・サイクロン
手順
1.ミスティック・ディーラーを攻撃表示で召喚
2.ディーラーの効果発動、ファイア・ゴーレムを捨てて、イカズチのサンダーをドロー
3.イカズチのサンダーを攻撃表示で召喚
4.イカズチのサンダーを守備表示でセット
5.ディーラーをリリースして、ウィッチを守備表示でアドバンスセット
6.ゴースト・サイクロンをセット
7.ターンエンド
ターン9 自分ならどうしたか
デッキの枚数差もあり、攻めるしかない状況。
幸いなことに組み合わせ的に、ウィッチにアクセル使いつつ、サンダーで攻撃力を下げれば、相手のキメルーラを倒せるのでまずそれをベースに考えたい。
ポイントは相手の伏せカードを破壊するか否か。
破壊しない場合は、ディーラー出してリリースのウィッチでアクセル発動。
サンダー×2を召喚して、スキルでキメルーラの攻撃力を下げる。
2400 - 2200 + 1300 * 2 = 2800 なので、ジャストキル。
伏せ警戒でゴースト・サイクロン発動でも良かったけど、この伏せカードはだいぶ前からあり、使う機会はいくらでもあったので、使えないカードの確立が高いと踏んで攻めるパターンだと判断します。
ターン10 後攻:花江
手順
1.モンスターをセット×2
2.2体をリリースして、ヤメルーラを攻撃表示でアドバンス召喚
3.モンスターをセット
4.ヤメルーラの効果発動で、守備表示にしてレベル7以上のアドバンス召喚を封じる
5.キメルーラでイカズチのサンダーを攻撃してターンエンド
ターン10 自分ならどうしたか
ここは花江さんの展開が見事、としか言いようがありません。
相手のデッキは5枚で、次のターン5枚ドローするということは、このターンさえしのげば勝ち、という局面。
守備表示のヤメルーラでアドバンス召喚を封じつつ、キメルーラで相手のリソースを安全に削っておく動きはほぼベストかと。
トルネで起こされて、攻撃の起点になるのを懸念するなら、守備表示のセットは怪しいけど、出さないことによる裏目もあるので、LP2800なら攻撃力が高い下級なら、出しても良さそう。
ターン11 先攻:石橋
手札
1.セブンスロード・マジシャン
2.ミスティック・ディーラー
3.ダーク・ソーサラー
4.イカズチのサンダー
5.風使いトルネ
手順
1.イカズチのサンダーを守備表示でセット
2.サンダーをリリースして、トルネを守備表示でアドバンスセット
3.ターンエンド
ターン11 自分ならどうしたか
ここまでくると、完全に詰みです。
考えられる最善手をとっても、相手のミスを期待するしかないので、相手の回線が不調になることを祈りましょう。
以上をもちまして、
後手、花江夏樹さんの勝利になります
長々とした記事になりましたが、いかがでしたでしょうか?
作るのが凄い大変なので、カードゲームで棋譜を作りつつ考察するというのは、あまり見ない試みではないでしょうか。
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詳しくは、以下の記事を見てください。
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