見出し画像

[備忘録]Jupyter notebookでGDAL, GeoPandasをインストールして使う方法

Jupyter notebookで地理空間情報処理をする際にGDAL、Geopandasが必要とのことでライブラリをインストールしようとしたのですが、なかなかうまく行かず…。結構苦戦する人が多いそうです。

いくつかのサイトを参照させていただいて色々やってみたのですが、結局シンプルに仮想環境構築→conda-forgeでインストールが確実でした。

ちゃんとした経路でインストールすればあっさり成功したので呆れたのですが、結果的にGeoPandas, GDAL, rasterioはJupyterで作動することは確認できました😇
ここまでほぼ丸一日要したので備忘録として残します🎈

結局一番分かりやすかったのがこちらの動画でした。

🟥GeoPandasのインストール

仮想環境の構築

geopandas関連のほとんどのページで仮想環境を新しく構築することが勧められています。

conda create -n 仮想環境名 python=3.6.8
conda activate 仮想環境名

GeoPandasのインストール

続いて早速GeoPandasをインストールしていくのですが、GeoPandasのページではconda-forge チャネルの使用が推奨されています。
そのためGeoPandasはもちろん、その他の必要なライブラリもconda-forgeを通してインストールしました。
ここまでが上のGeospatial School様の動画の内容です。

conda install -c conda-forge geopandas

conda-forgeとは何かの説明は以下を参照しました。

🟥追加のインストール

Jupyter labのインストール

今後Jupyter lab環境で使う予定なので、Jupyter labもインストールした後、カーネルも追加しました。
こちらもconda-forgeを通してインストールします。

conda install -c conda-forge jupyterlab
python -m ipykernel install --user --name 仮想環境名 --display-name "カーネル名"

rasterioのインストール

そして私はラスターデータ処理のためにrasterioも必要なのでこちらもインストールしました。
rasterioはconda-forge rasterioではパッケージ取得ができないというエラーが出るのでconda installを通してインストールします。

エラー画面

上記のコードを実行していると自動でconda-forgeが追加されていて、さらにchannel_priorityにもセッティングされていると思いますが、一応以下のコードも実行して確認します。

conda config --env --add channels conda-forge
conda config --env --set channel_priority strict

そしてrasterioをインストールしました。

conda install rasterio

GDALのインストール

韓国語のブログですがこちらを参照しました。
GDALも私も含め結構苦戦する人が多いようですが、案外あっさりとインストールできました。

conda install -c conda-forge gdal

Jupyter notebookで確認

Jupyter lab上のnotebookでも無事にインポートできました✨

jupyter lab画面

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?