
タクシードライバー
タクシードライバーは好き映画だ。
トラヴィスがカッコイイ。
強さも弱さも持つとても人間らしい人間だ。
スコセッシの才能や、社会を切り取り表現し提示する面
ロバート・デ・ニーロが格好良い。
アイリスを演じるジョディ・フォスターが凄い。
好きな映画はと問われると、最近までタクシードライバーと答えていたことであろう。
最近変わった、
「ジョーカー」を観るにあたって
「キング・オブ・コメディ」を観た。
「ジョーカー」でマレー・フランクリンとしてデ・ニーロは出演しているのだが、
「キング・オブ・コメディ」はルパート・パプキンと言うコメディアンが主人公でスタンドアップコメディで檜舞台に出ることを夢見るオトコの話だ。
ジェリー・ラングフォード・ショーというTVショーにてスターダムに駆け上がるのか…。
「キング・オブ・コメディ」でジェリー・ラングフォードという自身の名を冠にした名司会者にあたる、「ジョーカー」での『マレー・フランクリン・ショー』のマレー・フランクリン、「キング・オブ・コメディ」も観ている観客は勝手にルパート・パプキンのその後や彼との繋がりを想像してしまうし、デ・ニーロ自身も実際に繋がりについて言及していたりする。(ジョーカーのパンフレット記載)
ルパート・パプキンの承認欲求と狂気性(愛情表現)とアーサー・フレックの承認欲求と常軌を逸した自己表現(愛情表現)も重なってしまう。
アーサーが手で拳銃のようなポーズをとるなど、『タクシードライバー』が意識されたと思える描写
モヒカンにサングラスという“社会から浮いた”トラヴィスの外見を、アーサーのピエロメイクと重ねることもできるし、
共に社会から「不適合者」とされ、鬱屈(うっくつ)した日々をおくる
自分は「タクシードライバー」「キング・オブ・コメディ」を経ての「ジョーカー」鑑賞なのでもしかしたら純粋に「ジョーカー」を捕らえられていないのかもしれないし、脚本がスコセッシの「タクシードライバー」「キング・オブ・コメディ」の影響を受けて書かれているのは明白なので、純粋に「ジョーカー」を捕らえられているのかもしれない
トラヴィス・ビックルとルパート・パプキン
ボクはトラヴィス・ビックルとルパート・パプキンが好きだ。
そして彼らを演じたロバート・デ・ニーロ
彼らを表現したマーティン・スコセッシ
が好きだ。
アイリッシュマンはまだ観ていない。
この話はこんなところで
いいなと思ったら応援しよう!
