整形インフルエンサーの功罪。現役の美容外科医が現場からお伝えします。
整形インフルエンサーの功罪について考えているあなた
「整形インフルエンサーの社会に与える影響はどうなのだろう。良い面と悪い面を、実際、現場で治療をしている美容外科医から話を聞きたい」
今回も、そんなお悩みをもつあなたに
RYグループ 顔たるみ銀座美容クリニック 湯田眼科美容クリニック 統括院長 美容医療エバンジェリストのDr.湯田竜司が
お応えして参ります。
本記事のテーマ
「整形インフルエンサーの功罪。現役の美容外科医が現場からお伝えします。」
記事の信頼性
記事を書いている私は、美容外科医・形成外科専門医（日本形成外科学会認定）で、美容整形国際学会でも受賞歴があります。
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読者さまへのメッセージ
整形インフルエンサーの功罪について知りたいあなたは、この記事を読めば「整形インフルサーの功罪について現場にいる美容外科医からの意見」が分かります。
整形インフルエンサーの功罪。現役の美容外科医が現場からお伝えします。
整形インフルエンサーの功罪について現役の美容外科医が現場からお伝えします。
それでは参りましょう。
整形インフルエンサーの称えられるべき成果
整形インフルエンサーの称えられるべき成果は、
整形のカジュアル化により
「整形したことを引け目に感じなくてよくなった」
「整形を選択しやすくなった」
ことです。
理由は、
社会の価値観が少しずつ変わったことによって、美容整形を受けた多くの方が、社会からの批判的な目を浴びることなく
整形して良かった、と幸せになっている方が非常に増えたからです。
実際、今までの社会では、整形はなかなか一般的に受け入れられず
こっそりと整形し。
「あの人は整形だ」と社会から冷たい目で見られることはよくありました。
しかしながら、最近では、芸能人の方は特に、整形していない方の方が珍しいです。
整形が噂さされたとしても
「キレイだからいいよね！うらやましい！」
と社会の声も大分変ってきました。
最近では非常に多くの方が、整形しており、
なかでも二重整形をしている方はどこにでもいらっしゃるほどでしょう。
あつぼったい一重まぶたで
にらみつけているような人相の方が
二重整形をして
ぱっちり二重になり
人相もよくなる方は非常に多いです。
周りからも
「整形して良かったね！」
と言われ
ご本人から感謝のお手紙を渡されることもあります。
整形がカジュアル化し、「整形したことを引け目に感じなくてよくなった」「整形を選択しやすくなった」
ことによって
整形をすることで幸せになる方が多く生まれています。
確かに、いまだ
「あの人は整形じゃない？」
「あの人は整形だ！！」
というお声はよくあり、整形は社会に１００%受け入れられているかというと、そうではないかもしれません。
しかしながら、
「整形しているかもだけどキレイだからうらやましい」
「私も整形したい！」
という声が大きくなっております。
そして整形をして幸せになっている方が急増しているのが現実です。
整形インフルエンサーの称えられるべき成果は、
整形のカジュアル化により
「整形したことを引け目に感じなくてよくなった」
「整形を選択しやすくなった」
ことが大きいと感じています。
整形インフルエンサーの咎められるべき過ち１つ目
整形インフルエンサーの咎められるべき過ち１つ目は
「安易に」美容整形をして後悔している方を増やしていることです。
理由は、整形インフルエンサーのようにキレイになれると
深く考えもしないで整形に手を出してしまい
「整形のリスク」について理解しないまま
いわゆる整形失敗してしまったとき
人前に出られなくなるほど悩み苦しみ
場合によっては自殺を考えるほどまでになってしまう方もいるからです。
実際、私のクリニックにいらっしゃるお客様で「リスク」のことはあまり気にせず
整形に望まれる方が少なくありません。
リスクは「希望」によって大幅に変わるので
本来、リスクを取りたくない場合
「希望」をある程度妥協することによって
リスクは最小限になるのです。
それを理解せず
大きなリスクを伴う「希望」を安易にのぞみ
リスクにぶちあたってしまったとき
「こんなはずじゃなかった」
と不幸になってしまうわけです。
確かに、美容整形技術の進歩によって
ほとんどの方は、自然に美しくなれるようになりました。
しかしながら、整形がカジュアル化してしまい
リスクも軽んじられるようになってしまっている。
リスクはどうしても伴うもので
そのリスクを受け入れられない自分なのに
リスクとぶち当たって初めて後悔をする方が跡を絶たないのです。
整形インフルエンサーの咎められるべき過ち１つ目は
「安易に」美容整形をして後悔している方を増やしていることなのですね。
整形インフルエンサーの咎められるべき過ち2つ目
整形インフルエンサーの咎められるべき過ち2つ目は
若い時に美容整形をたくさんして満足していても、月日が経ち、顔が崩れ
「途中でやめておけば良かった」
と後悔している方をたくさん生み出していることです。
理由は、美容整形はすればするほど、リスクの高い手術をしなければならなくなり
将来、顔が崩れるリスクが跳ね上がるからです。
実際、整形インフルエンサーに追従して
たくさんの美容整形を「顔面課金」と称して手術してしまう方が後を絶ちません。
手術がくりかえされるほど、リスクの高い手術が必要になってしまい
やがて月日が流れ
整形後の崩壊が自分に訪れ
「あのときやめておけばよかった」
「あのとき止めてくれたドクターを信じればよかった」
とおっしゃっている方は非常に多いです。
確かに、たくさんの美容整形をして、非常にきれいになって幸せになっている方はいらっしゃいます。
しかしながら、少数派であり
また、写真加工などをしてキレイであっても
実際は不自然であることもよくある事実です。
整形インフルエンサーの咎められるべき過ち2つ目は
若い時に美容整形をたくさんして満足していても、月日が経ち、顔が崩れ
「途中でやめておけば良かった」
と後悔している方をたくさん生み出していることなのですね。
まとめ
整形インフルエンサーの功罪についての現場からの考えを述べさせて頂きました。
安易に美容整形をすることがないようにして頂きたいと思います。
また
「整形は自己満足。苦言を呈することは野暮」という価値観のお声が非常によく上がっております。
確かにその通りだと思いつつも、
反面、やりすぎにストップをかける人もいなくなっているのは、事実です。
そのときはそれでよくても
やがて月日が経ち、顔の崩壊が訪れ
「あのときに整形をやめておけば良かった」
「あのとき整形を止めてくれたドクターに感謝している」
というお声もかなり上がっている事実にも目を向けて頂ければ幸いです。
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今回の記事は以上になります。
他にも、美容整形に関する有益な情報を美容コラムやyoutubeでもご紹介していますので
良かったら見てみてください。