ネコオドル
つい先日となりましたが、今年もアルカラ先輩主催のビッグイベント「KUDAKENEKO ROCK FESTIVAL(通称:ネコフェス)」に出演してまいりました。昨年に引き続き”リバちょめちょめ吉岡”名義で。
今日は当日の模様を吉岡目線で書いていきたいと思います。
6月26日当日、天気が良すぎて肌が痛い。物販スタッフをしてくれる友人と待ち合わせをしていざ三宮へ。三宮も以前と少し風景が変わりましたね。どこが変わりましたか?と詰められると困る程度に変わりました。
まずは自分が出演する予定のライブハウスである神戸アートハウスへ。あ、アートハウスの横の神社の傍になんかコンクリートの塊みたいな施設?ビル?みたいなのが出来てた!三宮の変わったところ、ひとつ見つけた。
アートハウスに着くと1組目の感覚ピエロはリハーサル中。大きい音が鳴っている空間に行ったのが久しぶりだったので速攻耳がホワホワ状態に。楽屋に重たいものを置いて、先送りしていた物販を確認しに事務所へ。事務所には西本店長がいたので少しお喋り。
神戸アートハウスは自分が高校生のときにコピーバンドやビジュアル系バンドで出させてもらっていたライブハウス、そしてその後大学生になってからオリジナルのバンドを組んでライブをしていたのも神戸アートハウス。バンドをやめてソロになると言って珍妙な音楽性に変わっても受け入れてくれたのも神戸アートハウスでした。思い出が多いが、自分勝手な思い出が多いのであえてライブでは喋りませんでしたが、大切な場所です。残念ながら7月に閉店しちゃいますが、新店舗も決まっているので少し安心。あとは我々が箱を盛り上げるだけ、それだけです。また追ってお話ししましょう。
↓こちら新店舗。チェックチェック
そしてお次はチキンジョージに移動。チキンジョージ一発目は私の友達、クリトリック・リスのスギムさんことクリトリおじちゃん。
楽屋ではちょうど稲村さんfromアルカラとクリトリおじちゃんがお喋り中。間に挟まって私もお話しさせてもらいました。
話題は午後からのくりチョキぱぁ配信に。全く打ち合わせをしていない恐怖感からか話す内容を吟味。我々の次がサウンドスケジュールということもあったので、楽屋入りした大石まーくん神に「ステージ、まーくんのためにちゃんと温めてきますんで」と一言添える。
なんだかんだでオープン時間。お客さんがたくさん並び始めた。私のトップバッターはもちろんクリトリおじちゃん。チキンジョージのスギムさん、見せていただきましたよ。
結果としては200点満点ライブでしたね。正直なところ最初の1、2曲までは怪しかったです。あれ?これはアウェーのままフェードアウトかな?って。でも、伝家の宝刀ことバンドマンの女でフロアがひっくり返りましたね。特に初見の女性たちが。フロアの雰囲気がいっきにシリアスにエモーショナルに変わった瞬間、正直涙が出そうでしたね。出ませんが。
そこからラストまでは本当にスギムさんのペースで、ずっと最高でした。楽屋でも散々褒めちぎりましたが、ここでも改めて書かせてもらいました。
クリトリおじちゃんのライブ後はお腹が空いたのでスタッフのハッシュタグゆうっふぃーと二人で中華屋へ。これから人前で歌うというのにニンニクを大量摂取して退店。再度チキンジョージの楽屋へ。
改めてクリトリおじちゃんとくりチョキぱぁ配信の打ち合わせ。トークテーマを適当に決め二人でトークセッション。エンジンがかかったままステージへ。ステージから見た1、2列目の女性達の表情たるや、この世の終わりみたいなもんでしたがやりきりましたね。
当初タイムテーブルが出た時「さ、35分!?」ってなりましたけども、まぁなんとかなりました。配信が入ってるということでお互いひよった会話になってましたので、その辺の裏話はまたいずれくりチョキぱぁ配信の本放送でお伝えしますね。
そこからはブルーポートに移動してガストバーナー見に。ガストバーナーは元みそっかすのはるきちのやってるバンド。音源しか聴いてなかったのではじめてのライブ。これもまた凄く良かった。ドラムが良い。あんなやんちゃなドラム、久しぶり見て感動しましたよ。ドラムはやんちゃな方がいいね。カッコいいね。
ガストバーナーのライブ後は大人しく自分が出る神戸アートハウスへ戻る。楽屋にはセクマシ !!が鎮座。ステージでは今まさにHEREがライブ中。もうすぐこの場所でライブをするのか、と考えると緊張が増す若つばさ状態に。
出番が来たらやるしかないですからね。やってやりましたよ。約一年ぶりのライブを。
事前のセルフボイストレーニングも虚しく、数カ所音を飛ばしましたが、まぁなんとかやり切れたと思います。ライブ後にスタッフのゆうっふぃーからは「AM(AM2:00)の後半、MOROHAみたいになってましたよ」と言われましたが、それも含めてOKです。自己評価高。なんしか久しぶりで緊張しましたが、応援してくれる皆さんの顔が参観日に来た親みたいにユルユルだったので、終始リラックスできましたよ。ありがとう。
物販の弾き語り本も、買ってくれた方ありがとう。弾き語りなんて今どき流行らないし、どうせ誰もギターなんて弾けないんだろうけど、買ってくれて本当に感謝してます。次の燃えるゴミで捨てないでね。
自身のライブ後は着替えて休憩してチキンジョージへ移動。我らのアルカラ大明神のライブへ。
なんだろ、今年のアルカラは凄くシリアス。フロアに深々と頭を下げる稲村さんの姿も全てがシリアス。
僕はそこにちゃんと寄り添えたライブができたのだろうか。答えがないから答え合わせはないけど、まだまだ歩いて行かなきゃなって思った瞬間でした。
そんなこんなで、今年のネコフェス探訪は以上になります。
少しずつライブハウスに人が増えて、世間の波が動いて、感染症との付き合い方が変わってきて。明日からいきなりどう変わるってわけじゃないけど、なんとなくみんなが変わろうとしていて。
世界では戦争も起こってるし、日本も正直巻き込まれてるし、円の価値がなくなってきて、日本の企業が世界に評価されなくなってきて、ほんとこれから、というが既に大変な世の中になってるんだけども
それでも音楽は鳴らせるし、生まれるし。電気が止まっても、電波が止まっても、アコースティックギターは鳴るし。歌声は鳴る。
まだやれることは沢山あるし、見たいものも沢山あるよ。それが今の自分の答えだなって、それだけです。自分を存在させることで幸せになれる人がいるのなら、そう思えるようになりました。そんな今年のネコフェスでした。
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