りゃん
考えたこと・エッセイなど。
今までに制作した漫画です。
創作に関すること。
※この記事には自傷に関する描写が含まれます。苦手な方はご注意ください。 2015年頃、某日私は自分の足を切った。 筋肉層に達する傷だった。 あまり知ってる人は多くないと思うが、筋肉層の傷は信じられないくらい傷口がぱっくりと開く。 正直に言って足がちぎれるかと思った。 私は「これはすぐに病院に行かなければならない。」と思い、幸い近くに病院があったので足を引きずって、自転車に乗って病院に向かった。 病院はいつも通りそれなりに混んでいた。 お年寄りが多かった。 私は「
どうして誰も私の「傷」を診てくれないのだろう。 誰にも見えない存在なんて、この世に存在している意味はあるのだろうか? もっともっと深く切ってその向こうを覗いたら、私の傷の「情景」が見えるだろうか。 それとも、そこにはただ何もなくて、「空」だけが広がっているのか…。 シュレディンガーの傷だ。 傷なんて初めからなかったのかもしれない。 「私の神話」も全部全部嘘で、幸せで嘘みたいな人生だけがただそこにある。 私なんて初めから存在しなかった。 どこにもいない。 きっと私がい
さまざまな人の実体験や思いを漫画化した作品第二弾です。 匿名様のツイートより。 ありがとうございました。
さまざまな人の実体験や思いを漫画化した作品第一弾。 じーさん(@G_777H)の体験談を元にアレンジして描いた漫画です。 ありがとうございました。
創作キャラのことが好きです。 自分が自分じゃないという気がしていた時期もずっと、創作キャラは創作キャラであり続けてくれました。
病院が好きです。 ただこういう風に書くと誤解を招く可能性があるので勘違いしてほしくないのは、 例えば病院に診察に行くのが好きだとか、治療を受けるのが好きだとかそういうことではない、ということです。 私はもっと根源的に、心の奥底で病院のことを―愛しています。 「病院」を探す旅私は大学生の頃、まだ今よりもっと精神病が悪かった。 その頃のことだったと思います。 深夜に自転車で公園にでかけました。 私は長い草の生い茂る大きな池を見て、 「ここが私の"病院"かもしれない。」
「性癖は病気じゃない」云々の話、どちらなのか私はわからないなと思っています。 虐待家庭に育つとトラウマを持つ人が多く、トラウマを持つと性癖がねじれることが多くなるらしいと考えると、性癖自体は病気じゃないけど根本に病的なものがあるとも言える。
前回の記事で「私らしさ」「その人らしさ」について検討し、最後はやや人間のあり方に対して両価的な意見を述べて締めましたが、それでも「らしさ」などに関係なく、人間として存在する限りやってはいけないことがあると思います。 それは「他者を積極的に傷つけること」です。
何が「私であること」なのか。 その人がその人「らしく」あるとは何なのか。 「幸福か不幸かどうか」でもない? 「いい人か悪い人かどうか」でもない? 「有名か無名かどうか」でもない? じゃあ、私が私「らしく」あることって何なんだろう。 逆に言えば、私「らしく」ないことって何なんだろう。 それが「本来」どうあるかということならば。 「本来」とは何なのか。 もともと持っている性質に環境の要因が加えられたもの… いろいろな要因が加わっていながらも、もともと持っている性質の「
拒食症の青年の話です。 全編にあとがきを加えて掲載します。 FANBOX(無料公開):https://ryan-sousaku.fanbox.cc/posts/6199874 私も2020年にまあまあひどい拒食症(摂食障害)になりました。 水以外ろくに何も摂取できなくて、3日で4kgくらい体重が落ちて、このまま行くと体重がなくなって死んでしまうのではないかと、リアルに死を実感した時でもあります。 (経管栄養はしませんでしたが、エンシュア・リキッドという栄養ジュースで一
2019年に制作した半実録漫画。 noteにも全編にあとがきを加えて掲載します。 pixiv:https://www.pixiv.net/user/1216831/series/66787 FANBOX(無料公開):https://ryan-sousaku.fanbox.cc/posts/5841582 ※2話目は少々センシティブな描写があるため、ここでは割愛させていただきます。 他サイトから閲覧することが可能です。 1話2ページがメインの超短編シリーズで、6話にて完
うつ病の薬・ジェイゾロフトを半錠増やしてもらった。 母へ 私生きるよ。 つらくてもそれを乗り越えること、それが生きる意味だから。 なぜだかわからないけどそんな気がする。 漫然と生を享受するのでもなく、自分で道を切り開いていきたい。
心臓が痛いと言ったって狭心症の人よりはつらくないし、絵だって描けるし創作だってできるはず。 私は何が怖いんだろう。 何を恐れているんだろう。 ALSで体がほとんど動かなくても、前向きに活動している人はいる。 でも私は何かが怖い。 何かが……。 心身の不調の兆し、そういったものを無視して、手遅れになることが怖い。 なぜならそれが、私の「うつ病」だから。 私はかつて私の声を聞かなかった。 根性・我慢・努力といったもので覆い隠して、私の声を無視した。 その後悔がきっと
初めまして、「悪夢病院」というサークルで絵・漫画等の創作活動を行っているりゃんです。 今回は改めて簡単に自己紹介をしていきたいと思います。 活動内容主な活動内容は、「絵・漫画・ホラーゲーム制作・VTuber」です。 たまに「論理パズル制作・小説・VRoid」なども行っています。 絵・漫画について 気ままに創作キャラの絵を描きながら、漫画も描いています。 「鬱・虐待」といった少し暗めのテーマや「寂しさ」といった感情が好きで、そういったものに焦点をあてて創作しています。
最近の私の「夢」(夜見る夢)はなぜかまるで記憶喪失になったかのように「最近のこと」を忘れている。 いつからこのようになったのだろうと思い返すと、拒食症になった頃にまで遡る。 2020年の夏頃ー私はひどい拒食症になって半年ほど寝込んだ。 それまでは半ば「もう一人でいい。」と頑なに意地を張っている側面があったが、いざ拒食症になって「もう死ぬのか。」と思うと強烈な寂しさが込み上げてきた。 寂しくて、ひどく人恋しくなって、以前関わった人、大学の先輩や小学校の頃の友達のことを考