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ご近所作家の気まぐれ日記 色んな人に読んでもらう 龍太郎新聞第一号

来週は、いつも通っている。公共の施設にチラシを貼ることにした。小説を書いてると、とにかく生身の人間に読んでもらいたい衝動にかられる。ポスターを作った。龍太郎新聞第1号

「実習生の迷宮~記憶の扉を開くとき」

龍太郎新聞第一号

読破15分 

龍&稲ブラザースは、お気に入りのネームだ。

見所

精神保健福祉士の実習生・**佐伯悠真(さえき ゆうま)**は、地元の精神科病院で4週間の実習を開始する。彼は患者とのコミュニケーションを重ねながら、精神疾患への理解を深めていく。しかし、ある患者・**神崎薫(かんざき かおる)**との出会いをきっかけに、不可解な出来事が次々と起こる。薫は「この病院には、決して開けてはいけない部屋がある」と繰り返しつぶやき、夜になると病棟で奇妙な影を見たと訴える。

禁じられた扉

実習最終日の夜、佐伯悠真は一人、**「開けてはいけない部屋」**の前に立っていた。廊下の灯りは鈍く揺れ、古びた扉には鍵がかかっているはずだった。しかし、取っ手に手をかけると、カチリと軽い音を立てて開いた。まるで、ずっと彼を待っていたかのように。中は薄暗かった。埃の匂いと、かすかに消毒液の香りが混じる。部屋の奥には、病室に置かれるはずのない大きな木製の書棚があった。その中央に、古びた黒革のノートが一冊。彼はそれを手に取ると、ゆっくりと表紙をめくった。

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目下の楽しみは、火曜日に。24歳の職員さんの彼女に読んでもらい。批評をしてもらうこと。彼女はミステリー好きだ。    


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一人出版企画マネージャー
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