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新曲『バグコーダー』を出したお話

2024/8/9(金) 23:30に、ソロ名義では約4年ぶりとなる新曲『バグコーダー』を公開させていただきました。

前作『幻像都市』同様シンセを多用した音楽ではありながら、変拍子やコードの使い方など、4年前に比べると色々と違いがお分かりいただけるかなと思っていたり(お分かりください)
実は曲自体は2月にできていたものの、それ以降MV制作の着手ができずにこの時期になってしまいましたが、「ニコニコ動画の復活」というこのタイミングでアップできたのは非常に幸いと思っています。

実は「まともに作詞」した楽曲が世に出るのは初めてで、あれこれウンウン唸りながら詞を書いてみた、という試みの第1弾とも言えます。
人生経験に乏しいことも災いし、いわゆる「可愛い歌詞」とか「明るい歌詞」を書けるわけもなく。というかそもそもデモを作った時点で曲が暗く、歌詞も必然的に暗くなるわけで(負の連鎖)。まあお聴きいただければ分かる通り、かなーり陰気な曲です。

少しだけ内容について触れてみる

歌詞の内容については敢えて詳しくは語りませんし解釈は皆様にお任せしたいのですが、あらすじ、もといこの曲の意図するところを(かなり抽象的ながらも)少しだけ。

とある変数の未定義故に発生する「バグ」は、そのたった1点の未定義が原因で新たなバグを生むという、負の連鎖の引き金となる恐ろしい存在でした。
そんな重大な欠陥を抱えている“プログラムコード”はなおも処理を走らせ続け、やがて実行母体となる「電脳」をも飲み込んでしまいます。
あることがきっかけで意志を持った「電脳」はやがてダウンしてしまいますが、不幸なことにその根本の原因となるバグは、設計者であるコーダーに気づかれることはありませんでした。それどころか、バグを見て見ぬ振りをするコーダーすらいる始末。
本作は、「バグ」&「コーダー」の2者によって繰り返された連鎖と、それにより疲弊してしまった「電脳」にまつわるお話です。

とある事情で今気分が下向きでして、この陰気な曲を世間に放つには最高のコンディションと言えるでしょう。もし、この歌詞から「何か」を感じ取り共感してくれる方がいたのなら、友達になれそう もっと人生前向きに生きた方が良いと思います。いやそれができねえから困ってんだよ今、キレそう(豹変)

作詞に当たっては、友人のワカナミくんにアレコレアドバイスをもらいました。スペシャルサンクスで彼の名前が入っているのはそういうことです。ありがとう。

↑ではニコニコを貼りましたが、↓YouTubeでも聴けます。もし良ければチャンネル登録(するだけ無料なんでマジでお願いします)や高評価、コメントなどをいただけるとすごく励みになります。お願いします!!!!!!!!!!!!!1111

暑い日も続きますが、熱中症には十分に気をつけていただきつつ、時々こういうジメジメした曲でぜひお部屋の湿度を上げてお手軽サウナを楽しんでみてはいかがでしょうか。健康にも良いです。

連鎖の種は、もしかしたらあなたの直ぐ側にあるかもしれません。それではまた今度。

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