「舵取り」が一番難しく、大切であること
同級生の手伝いで、せりぶね(ドラゴンボート、一緒にしたら怒られるのかな)の大会に1日行ってきた。
スタート地点の後方から、コースアウトしていないか見るのが役割だったため、全艇遠くから俯瞰して、スタートからゴールまで見える位置にいた。
海で行うため、風に流され、その場にぷかぷか浮いていることも難しい。
全レースを見て、船を漕ぐマッチョマンの力強さに驚く。
でも、それ以上に、大事な役割をしている人がいることに気付いた。
その人は、船を漕がない。
「最後尾」で船の進行方向を調整する「舵取り」をする人である。
文字通り舵を握り、薄い木の板が水面に入る角度を微妙に調整することで、船の進行方向を正す。
やったことないけど、おそらく、スピードが速ければ速いほど難しいんだろう。
レースを見ていて、何艇ものボートがあれよあれよと明後日の方向に進んでコースアウトし、なかなかゴールまで辿り着けなかった。
前に進むスピードだけあっても、目的地には辿りつけない。
進むべき方向を明確にして、正しく「舵取り」する力が必要である。
しかし、逆に「舵取り」だけできてもどうだろう。
前に進む力がなければ、たちまち船は風で流され、ゴールには辿り着けない。
これって、人生も一緒だよな。
人生思い通りには、進まない。
失敗したり、実力不足でゴールには簡単に辿り着けない。
まっすぐ進もうとしたら、横やりをさされたり、思わぬ突風に煽られたりする時だってある。
そんな時に、
「自分に正直にまっすぐ自分で進める力」と
「自分の目標を見失わずに、方向を微調整する力」の2つがあれば、
他の人より時間がかかったとしても、いつかゴールまで辿り着ける。
自分はどうだろう。
失敗ばかりで、蛇行運転じゃん。笑
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