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ブックレビュー~vol.10~すべては「好き嫌い」から始まる 仕事を自由にする思考法

こんにちは、RYOHEIです。
今日まで読んだ本のレビューを書きます。

(タイトル)すべては「好き嫌い」から始まる
(著者)楠木建
(発行所)株式会社 文藝春秋
(発行年)2019年3月30日 第一刷発行

(概要)
好きなことを仕事にしている著者による様々な内容を「好き嫌い」という観点で論じています。要所要所には著者の「仕事」や「キャリア」に対する考え方が書かれていて、私自身考えさせられました。

(印象に残ったフレーズなど)
 この本の鍵になるのは”自分のあらゆる事柄で好き嫌いを含めた正直な気持ちに着目しよう”ということだと思います。
 自分の好き嫌いに正直になり、それをベースに好きなことを仕事にすると結果的に成果は出やすいといいます。加えて”仕事は自由意思、嫌ならやめろ”と書いています。”これをやると調子が出る”という仕事に出会えたら、自分の好きな流れにのっかる、いわゆる”川の流れに身を任せ”を推奨しています。そして好きなことで”実績を積む”ことを推奨しています。
 印象に残ったフレーズに”商売でも仕事でも誰に嫌われるかはっきりさせる”があります。一般的には、仕事では”嫌われないようにする”、”みんなに愛される”ことが当たり前とされています。しかし、著者はその必要はないとしています。仕事でも商売でも”誰に嫌われるかをはっきりさせる”ことで”自分の仕事や商売のコンセプトやターゲットがはっきりする”という効果があると書いています。これにはなるほどなと思いました。

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