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「駄作」という物は存在しない

どうも、いつも取るに足らない感想文と言う名の駄文を
書き連ねている者です。

日頃こういう事は書かないんですが、最近Noteを見て回ると
やれ私は文章がうまくかけずに悩んでいる。だとか
『書くこと』に対しての悩みに関するNoteが
山程あることに気が付きました。

まぁ中にはそんなやり取りの中で書くことに対する意見の違いで揉めたり
上から目線でばかにするような内容まであって
物一つ書くにおいても息苦しい世の中になってないかと心が痛むものです。

貴方は貴方が思ってるほどの者ではない。

大層耳障りの良いタイトルを頭に持ってきましたが
一応自分なりの考えを持ってしてということを語りたい。



早速質問です。
仮に多少は分厚くなってもいいとして、手紙を一通送れるとします。
貴方はその1通で学校に立てこもっている犯罪者がいるとして
その犯罪者を投降させることはできますか?
あくまでも言葉のみの力での前提とし、金を後で払うとか
他の力を利用するのは無しとしてです。

ちなみに僕はNoteを書いている人のほぼ100%不可能だと思ってます。
どんなに大金を稼いでいる書き手でその中の上澄みでも
無理だと思ってます。

ちなみに今から2000年以上前、春秋戦国時代に
魯仲連という人物がいました。
端的に言うと彼は名将が数年かけても落とせなかった城を
矢文一本で降伏させて落としています。

まぁ抜群な慧眼の持ち主であったわけですが
既に2000年前のこの時代にこの手の化物のような才能は
ゴロゴロ現れたのがこの時代の面白いところでもあるのですが。

つまり少なくともこれをできない人は少なくとも
その人より文において劣るわけです。
当たり前ですが私も無理です。
等しく彼のような突出した才能の前に無力です。
たとえ飯を食べていけるほど稼いでいる人であろうとね。

じゃあそんな才能のない99%の人間たちの書く文章は無価値か?
そんなことはないと私は思います。

最も優れているものしか価値がないのであれば
将棋なら藤井聡太氏以外の対局は意味がないことになるし
野球なら大谷翔平氏以外の選手はただの人数合わせということになる。
本当にそうでしょうか?

私の好きなゲーム作品でエリーのアトリエというゲームがありますが
この作品の最も好きなOPの出だしのナレーションが紹介します。

初めは誰もが無力だった。
不死身の勇者も、高名なる錬金術士も、王室料理人も
初めは何の力もないごく普通の人間だったのだ。
だが、彼らは誰よりも夢や希望を強く抱き、追い続けた。
だからこそ世に名を轟かすほどの存在になれたのだ。
夢は、追いかけていればいつか必ず叶うものなのだから・・・

エリーのアトリエ OPナレーションより

さて現実は厳しいものです。
このナレーションは実は選ばれし者側の視点の物言いです。
夢や希望を追い続けて敗れるのが大半の人間だったりします。

というわけで人類のほぼ100%は凡人です。
では凡人が生み出す凡作は駄作なのでしょうか?

強いて言えば、貴方がある作品を書いたとします。
それを貴方が読んで、「駄作」だと思ったのなら駄作なのかもしれません。
もし駄作というものが存在するのであればその一点のみにだけ
「駄作」は存在してると私は考えます。

皆さんは小さな頃、幼稚園や小学校で工作の授業で
まさに取るに足らない紙粘土の作品を作ったりしたことはないでしょうか?
まぁ別に紙粘土の作品でなくてもいいです、何らかのものを作ったり。
そういうものって当人的にはまぁ別にどうでもいいって思う人も
いるかもですが、基本的に自己満足を得てることが多かったと思います。

どんなにそれが下手くそであろうと自分が満足していればそれは
駄作ではない。むしろ真なる創作作品だと私は思います。

また主観では価値を見いだせない人にはこういう見方ではどうでしょう。
きっと小学生の頃に作ったみすぼらしい作品なども
『親御さん』からみれば可愛い自分の子供が作った
一点物のハンドメイド作品なわけでたった二人しかいないですが
熱狂的なファンがいる作品なわけです。

その作品が駄作かどうかは作った本人が決める

ちなみに僕は文を書く才能が著しく低く
社会人として世に出たときえらい苦労したことがありました。
今でも文才があるとは思ってませんが昔より多少はマシにはなったかと
おもってはいますが……。

ちなみに暇つぶしでなろうで小説を書いてみたりもしてます。
1作品で10人ぐらいが読んでくれればマシっていう超絶零細作家です。
でも自分がそれでいいやと思ってるからそれでいいんです。
むしろ0人だと流石に悲しくなるんで
10人も読んでくれて嬉しいと思ってます。

皆も好きに書きたい文章どんどん書いてきましょう。
きっとそれが糧になると思います。


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