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はじめまして

〈解釈:カイシャク〉
・言葉や文章の意味・内容を解きほぐして明らかに        すること。また、その説明。
・物事や人の言動などについて、自分なりに考え理        解すること。

〈介錯:カイシャク〉
・つきそって世話をすること。また、その人。後            見。
・切腹する人の首を切りおとすこと。また、その役        の人。

(出典:デジタル大辞泉,小学館)


はじめまして。

フジイタツヤと申します。落合博哉、最果ゆきの3人で『夜の公園』という文学グループで活動を始めました。この度は私の文章に興味を持ってくださり誠にありがとうございます。

この場をお借りして、まずは簡単に自己紹介をさせていただきます。

フジイタツヤ。26歳のA型。山羊座。児童館を退職し最近書店員になりました。趣味で1年に1回あるか無いかの頻度で演劇やります。

以上です。

本当にこれ以上語ることってあまり無いです。
あまりに特筆しがたい、がらんどうな人間です。

私がこの度文学グループに参加して文章を書いてみようと思ったきっかけは単純で、声をかけていただいたからです。

本を読むことは好きですが、書いたことは無い。

言葉は好きですが、紡いだことは無い。

では、やってみたらどうなのだろうか。

後先考えずお誘いに二つ返事をした結果どう足掻いても他メンバーのようなクリエイティブなアイデアは浮かばず、ついには己の恥部を都合の良いように文章化し人様にさらけ出すという恥の上塗りに至った訳であります。

恥の多い生涯を送ってきました。
頭を抱える毎日でした。
萎えるばかりの日々でした。
挫けてばかりの過去でした。

私はこれらの、振り返っては傷つくばかりのいくつかの後悔をどうすればいいのかずっとずっと考えていました。

そうして生まれたのがこの度のエッセイであります。
どうしようもない過去ならば自分で後からいつでも読み返せるよう文章化して己の内面を客観視し、読み返したその時に都合の良いように解釈してしまおうと。
折角なら言葉遊びを兼ねて総括した自由短歌も添えてやろうかと。

この解釈とは我が身のかさぶたを自ら剥がす行為でもあり、同時に止まったままの過去の自分に自ら執行する介錯でもあると私は考えます。

あくまで私が私の為に綴った自己満足かつ自己完結な散文であることを、今ひとつ強調しておくと共にお詫び申し上げます。

それでも構わないと仰って頂けるのであれば、しばし私の懺悔にお付き合いください。

 

肉を削ぎ 首を落としてようやっと 
日の目を浴びる胸中の"幸"

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