幽谷 霧子の "おまじない"
暑さはほぼ据え置きのまま悪天候が続きますね、
いかがお過ごしでしょうか。
どうも、みむら(@rx_home)です。
イベコミュ無料解放期間中にアンティーカ周りを履修して、霧子の開けてないとこのTrue End見とくかぁ。。と進めていたところで初期のSRPアイドル【包・帯・組・曲】のTrue Endコミュ、"おまじないです" にとてつもない衝撃を受けたので、それについて書いていきたいと思います。
先にSSRPアイドルから触れていたので、まさかサービス開始初期からこんな爆弾みたいなコミュがあったとは。恐ろしいですね、本当に。SSRの方がトゥルー達成で貰える石が多いのでSRは放置しがち
全コミュを網羅できている訳では無いので、書く内容はあくまで現状の主観や個人の感想がメインになります。念の為。
以下、目次です。
"おまじないです"
はい、まず初めに上記コミュの内容について簡単に触れておきます。初めに書いた通り、SRPアイドル【包・帯・組・曲】幽谷 霧子のTrue Endコミュになります。
この満足度でSSRじゃないのおかしいだろ。どうなってんだよ。
⚠️以下、コミュの核心に触れますので、ご注意ください。
・おまじない
「まじない」に丁寧の「お」をつけた表現。呪術。「まじない」は漢字で書くと「呪い」となり、「呪い」は今日ではもっぱら「のろい」と読むため、祈願やお祈りといった意味の場合は混同を避けて「まじない」とかな表記する。
霧子のファン感謝祭コミュの1つ目のタイトルが「おいのり」でしたね。
それでは内容を簡単に。
ファン交流会が終わり、帰り支度をする霧子。
交流会での霧子の立派な様子を見て、プロデューサーは霧子の成長と少しの寂しさを感じる。
急いで帰り支度をしたためか、腕の絆創膏がはがれかけてしまう。
それに気づき、プロデューサーが貼り替えようとするが、なんだか霧子の様子がおかしい。
他の包帯や絆創膏のような願掛けや、本来の使い方としてただ単に傷があるわけではなく、なにやら絆創膏の下に文字が。その内容は──
最初は霧子のアイドルとしての成長に少し寂しさを感じていたプロデューサーが、おまじないを見て、あらためて霧子が成長しきったわけではなく、今も必死に頑張っていることに気づいてこれからも支えていこうと決意する、そういう話ですよね。
W.I.N.G.の勝利時コミュでも、プロデューサーが霧子に包帯や絆創膏を身に着けるのをやめるように言わなかったことや怖がらずに接してくれたことが嬉しかったと伝えており、ここからその自分のその癖で他人からよく思われなかった経験があったようなことを仄めかしているような感じが。
今回も、それと同様に自分が拒絶されて傷つくことよりも他人が自分を見て不快に感じないかということを先に考えてこちらの心配をしてくれている気遣いのできるやさしい女の子なのが表れていますね。
このおまじないを悪い風に捉える人もいるかもしれないっていう前提もありながら、本人はひたすらに前向きなお祈りとしてやっていることっていうのがすっごい健気。
そうした気遣いと包帯や絆創膏の願掛け、今回のおまじないといった自分の中で決めたことを貫き通す芯の強さが同居しており、立派だなぁと。
この最後の返答の声色が本当に嬉しそうで感動しちゃうんですよね。
それまではずっといつもに増して不安そうな弱弱しい声色だったので。
プロデューサーがおまじないを打ち明けても変わらない態度で接してくれたことへの安堵感とこれからも"アイドル 幽谷 霧子"として頑張ろうという決意の表れというか。
こう、一歩間違えればヤンデレキャラ扱いされてしまいそうなラインの内容を"幽谷霧子"というアイドル、1人の女の子の在り方を崩すことなく描いているの、とても書き手側の深い理解と愛を感じますよね。あと読み手側の解釈への信頼というか。
シャニマス、全体的に受け取り手側を信頼しすぎている。
そういうところが好きだよ。
幽谷霧子とプロデューサーの関係性
霧子からプロデューサーへの好意、また逆も結構大きめの矢印ではあるものの、所謂Pラブとは違う質感ですよね。恋愛感情ではない。
確かに他のアイドルのコミュと比べて、プロデューサーが見惚れるシーンや好意の伝え方が直球という点は事実ですが、こう、純粋な人間としての好意ですよね。俺はそう思う。
Likeでは少し軽いけど、Loveではないニュアンスの好意なんですよね。
しっくり当てはまる言葉が見つからず、心情を言語に変換する作業の限界を感じる。なんだろう、信頼関係?
お互いに適度に気を遣いながらもかしこまり過ぎず、支えあいながら生きていく関係というか。
夫婦?
【霧・音・燦・燦】ねずみさんの一家、【白・白・白・祈】寒い日、辺りのコミュの独特な会話の空気感というか、和やかな雰囲気がもうそれ過ぎて。
ねずみさんの一家、まんますぎる。
アンティーカは帰る場所であり、ユニットメンバーが家族のようなものであるというところから逆算すると、家?みたいな?
こう、一言で簡単に言い表せないのですが、独特な信頼関係で結ばれているて感じがしますね。
まとめ
確かに、普通に包帯や絆創膏をたくさん身に着けていたら気味悪く思う人もいるでしょう。医療用品なわけだし。
でも、そうしたものを身に着けていなかったとしても、すべての人に好かれて、誰からも嫌われない、誰も不快にさせずに生きることって不可能じゃないですか。人間なんてそんなもん。
だからこそ、自分の"好き"を受け入れてくれる周りの人を大切にする。
人に迷惑をかけない程度に自分の好きなように生きていくことが幸せなことというか、深く考えすぎず、気楽に生きられる"おまじない"のようなものなんじゃないでしょうか。(なにこのオチは)
霧子、俺はいつでも君の味方だからな。