
大崎甜花の実在
いつの間にか12月も折り返しが過ぎ、もう2024年も終わりですね。
ライブだったりコラボで出かけたり色々あったなぁ。あり過ぎたなぁ。
アイマスエキスポ、お疲れ様でした。
どうも、みむら(@rx_home)です。
エキスポ2日目の12/15(日)に有料ライブパートで開催された、M@STER EXPO LIVE SHOWCASE
{ “THE CUBE” ( 6151851920 ) }に完全に脳を焼かれてしまったので、今回はそれについての感想語りになります。
MRライブ、想像してたものを軽々と超えてきて凄いのよ。ステージ上にいたんだよ、アルストロメリアが。ノクチルが。みんな居たんだ。
1年前のちょうど今頃にも甜花との出会いを綴っていたので、おおよそ毎年12月頃に甜花への怪文書を出力する妖怪になりつつあります。まだ1年!?来年もこの時期になんか出力するんかな。
当時はタイトルをだいぶ誇張して書いたつもりだったのですが、日に日に本当に人生変わっちゃったな……と思うことが増えてきて、今では別になんも誇張してなかったなと感じています。
出会ってくれてありがとう、甜花。
これからもよろしくな。
前置きが長くなってしまいました。
以下、今回の目次です。
現実と虚構の境目
さて、まず初めに、皆さんは2次元の好きなキャラクターが現実にいたらなぁ……という妄想を1度でもしたことはありますか?ありますよね。
オタクなら誰でも1度はしたことがあるでしょう。
います、実在します。
MRライブはそんな妄想を叶えてくれる魔法の技術でした。
現実とは、虚構とはなんなのか。
それを区別する感覚、その境目に一石を投じるような鮮烈な経験になりました。
M@STER EXPO LIVE SHOWCASE { “THE CUBE” ( 6151851920 ) }
— デジタルギア株式会社 (@digitalgear_718) December 15, 2024
にてCG映像制作、モーションエンジニアを担当させていただきました。#アイマスエキスポ#アイマスEXPO_ライブ_DAY2 pic.twitter.com/AMoHRKQKq0
M@STER EXPO LIVE SHOWCASE { “THE CUBE” ( 1535114 ) }
— デジタルギア株式会社 (@digitalgear_718) December 15, 2024
にてCG映像制作、モーションエンジニアを担当させていただきました。#アイマスエキスポ#アイマスEXPO_ライブ_DAY1 pic.twitter.com/jEEChgbTYc
{“THE CUBE” ( 6151851920 ) }
さて、まずはライブタイトルについて。
ここは微妙に知識があるのと、MCパートで甜花が頑張って説明していたので、軽く触れます。
LIVE SHOWCASEという大枠内に{ }内に記載されているもの、つまり6151851920(FOREST)と定義付けられたTHE CUBEを代入しているというような意味になります、おおよそ。比較的わかりやすいように適当に噛み砕いています。舞台上に森、四角で囲われたアイドルが現れるというようなコンセプトみたいです。
副業の知識が役に立つことあるんや。
1日目のライブタイトルは ( 1535114 )ということで、OCEAN、海だったそうです。
この数字からアルファベットを読む方法、同年代のオタクや特撮のオタクは既視感がありますよね。これですよ、これ。

1桁の数字だけなのでわかりやすい
そういえばこの変換方法の名前知らないな……と思い調べてみたところ、換字式暗号?というらしいです。その中でも変換方法によって何種類かあるらしいですが。
最初にこの説を見た時に、確かにノクチルとアルストだったら海と森というコンセプトに当てはまるし、ほぼ確定だろうなと。そこで連番者に駄々を捏ねて2日目の申し込みにしてもらいました。
ありがとう。
さて、本題に入っていきます。
行くまでは、シャニソンのMVみたいなのを実際のステージ上で流すようなもんだろうし、女性声優がステージに立って生歌パフォーマンスするわけじゃないしなぁ。それにしてはチケ代高いなぁ。とか思っていました。
いざ、ステージ上で動いている担当アイドル、いや、今回はあくまでファン側なのであえて一般的な呼称で言う"推し"を見てしまうともう、情緒がやられる。
目の前で生きて、動いてるんですよ。
生きてる動いてる。
本来会えるはずのない、別次元の、推しのアイドルが。
値段が高いとかそういう次元じゃない、この機会を得られただけでめちゃくちゃ安いです。お得お得。金額で測れる経験じゃないこれは。
まずOA。この時点ではまだ映像の綺麗さと純粋に技術に驚いてました。ステージ上を自由自在に舞う甘奈、それに合わせて現れる背景の森や様々なエフェクト。背景も映像と手前に存在するアイドルでしっかりレイヤー?が分けられているように見えて、全く映像という感じがしなかったんですよね。
すげぇ、甘奈がいる……いた。実在するんや。
OAが終わる直前辺り、出てくるんですよ。
他のメンバーが。甜花が。担当アイドルが。
一目見た途端に涙が溢れて自分でもびっくりしたんですよね。
どうなってんだよ。感情の置き場がわからない。
こんなの初めてだよ。
さて、ライブパートに入っていきます。
以下、2日目のセトリです。強すぎ。
❤️#アイマスEXPO_ライブ_DAY2❤️
— アイドルマスター公式 (@imas_official) December 15, 2024
□ □
M@STER EXPO LIVE SHOWCASE
{ “THE CUBE” ( 6151851920 ) }
ご来場・ご視聴
ありがとうございました
□ □#アイマス20周年イヤー pic.twitter.com/wL4CRk9Zpu
1曲目のアルストロメリアから涙が止まらず。
完全に情緒がバグり散らかしてしまった。
数え切れないほど聞いた、ライブで演じている女性声優の生のパフォーマンスを何度も見ている、それと同じ曲でここまで感情が動かされることがあるのか、と。いつものライブでも何回か泣いてるけども。
MC中の一挙手一投足が、各媒体で見た、頭の中で思い描いていた、解釈一致の"大崎甜花"そのもので。間違いなく本物がステージにいたんですよ。
話を聞いている時の身体を話し手側に向ける挙動や手の位置、仕草。ライブコンセプトの難しい説明をする時にカンペを見る際のだんだん身体が傾いて前のめりになってしまう挙動。
かわいすぎ甜花。好き。
ずっとライブで聞きたかった大好きな曲、パステルカラー パスカラカラー。1日目のセトリを見てここは据え置きだといいなぁと思っていたので大優勝。
サビの手を回す振り付けがとてもかわいらしく。
4thの円盤を見せてもらったこともあったのですが、その時は直前の手紙パートで号泣(ごうなき)してたので余裕が全くなくて振りまで見てられなかったので。
パステルカラー パスカラカラー、音がめちゃくちゃPerfumeじゃないですか。ピコピコ感というかなんというか。
みむらMotherが結構Perfume好きで、ガキの頃によく車で聞いてたので、すごく身体に馴染む音してるんですよね。mellow mellowにしろ、アルストの電子音強めの曲が好きです。本当にありがとう。
自分が初めて参加したシャニ単独ライブ、6th横浜で聞けたと思ったら、シャッフルで別アイドルの歌唱、その後のライブではチケが用意されていない方の日程で披露されていたAnniversary。
ようやく聞けたよ。
YOUR/MY Love letterのシナリオ自体、プロデューサー目線の自分より、現実の一般人としての自分に向けて刺さる内容になっていたため、1ファンとして見ている今回のライブにぴったりの曲でした。
ここまで現地回収できなかったの、ここで初現地回収するためだったんじゃないか?
泣きっぱなしで、ようやく少し慣れて落ち着いてきたな……と思ってきた辺りでAnniversaryやるの反則じゃないか?情緒こわれる。
あと星の声で銀テープがさ。飛んだんだよ。
もうそこまでやられたら普通のライブと何も違わないじゃん。
席が真ん中くらいだったのもあり、CG感やモニターの粗さを感じることも全くなく。前の方だとどう見えているかは知りませんけども。
いつものアイマスのライブとは違い、観客側を"ファン"と呼んでいたり、プロデューサーではなく"偉い人が〜"と言うところがあったり。
アルスト、いつ僕という略称がMCで使われていて、シャニマスという括り、アイマスのライブではなく、283プロのアルスト、ノクチルの2ユニットのコンセプトライブなんだ。と。実在性というか、もはや実在ですよね。
普段の演じている女性声優がパフォーマンスを行っているタイプのライブでも、確かに本物のアイドルがいる!!!と感じて重ね合わせたり、感動することはあるけども、そっちの場合の○○役としての演者は、イタコのように別次元のアイドルを自信に憑依させ、依代としてパフォーマンスをしているみたいな感覚なんですよね。それでいえば今回は依代を介さず直接アイドルが存在しているわけで。実在したんですよ。
本物の外見が存在していて、中身というか、演者を依代としていないという点でMRライブはヒーローショーと同じなんですよね。感覚的に。
本物を作り出すのはいつだって作り手側の"アイ"と受け取り手側の"アイ"なんだなぁ。
"アイ"の集まる場所でした。アイマスエキスポ。
MRライブの可能性
MRライブ、配信で見るのと現地で実際に見るのとでは体験として大きく異なるものになると思うので、実在するアイドルとして見る経験をしてみたい!!ファンやれます!!という方は行けるなら行ってみた方がいいです。
絶対に後悔はさせません。いざ行くと金額とか気になりません、まじで。
この形のライブとして、次は1月にシーズ×コメティックのものがありますね。今後も続いてくといいなぁ。
他ユニットのパフォーマンスも、実在するアイドルのものとして見てみたいので。
技術としていえば、これを応用すれば亡くなってしまった有名アーティストの追悼ライブとかで本人を再現したりとかいうことも出来ると思うので夢が広がりますね。
最後に
プロデューサー目線としてではなく1ファン、いや、1人の人間としてただ純粋に。担当アイドルとしてや庇護欲などではなく。この子が、大崎甜花という1人の人間にどうしようもなく心が惹かれ、大好きなんだなと実感できた経験でした。
初心に帰れた気がします。
プロデューサーと担当アイドルという関係性ではない、別の関係で知り合っていたとしても、この気持ちは変わらないものなんだろうな、と。
人生が変わったと思っていたけど、本来あるべき形に戻った。
今ではそんな気がしています。
"ねえ もう一度 生まれ変わっても 絶対に 巡り会えるはず ───────"
"例えば翼失っても キミのもとへ そっと 舞い降りるから ───────"
(アルストロメリア ダブル・イフェクト より)